介護用おしりふきにイライラする理由と今のベストバイはこれ!

おしりふき

介護用おしりふきに激怒した

ちょっと前のブログ記事で、わたしが骨折した母に激怒した流れで、おしりふきにもキレたと書きました。

クソっ!って怒りながら、本物触ってて。わが家で使っているおしりふきは、トイレに流せるタイプです。トイレに流せるくらいなので、強度が足りないのです。どうイライラするのかを、流れで説明します。

  1. 母が尿便失禁を急にするので、慌てる
  2. おしりふきが必要になり、急いで袋から取ろうとする
  3. 強度が足りないので、破れてキレイに取れない
  4. 1枚ずつ取りたいのに、なぜか2枚、3枚同時に取れてしまう

今まではドラッグストアで売っている、ある会社のおしり拭きをずっと使ってきたのですが、どうしても③、④の状態になるので、別のドラッグストアで購入したものを使いました。しかし結果は同じ。

慌てず慎重におしりふきを取ればいいのですが、失禁は突然やってきますし、なぜか医療・介護職など来客前の失禁も多くあります。急いでビニール手袋、替えのズボン、リハパン、ゴミ袋など準備をしながら、流れでおしりふきも用意します。やはり慌てる前提で考えるべき。

トイレに流さないタイプも考えたのですが、ヘルパーさんがトイレに流して詰まらせるとまずいので、そこは変えずに。Amazonでおしりふきを探した結果、リハパンと同じユニ・チャーム、ライフリーのおしりふきを購入してみました。

背景の白テーブルの写りがひどいですが……

今のところのベストバイ

この商品を選んだ理由は、リハパンと同じメーカーなら期待できるかもと思ったから。商品名は、『ライフリーらくらくおしりふき トイレに流せる』です。うちの近くのドラッグストアでは、なぜか売っていませんでした。

使ってみると、他社のおしりふきよりも強度がありますね。複数枚取れることはありますが、他社のは複数枚取れ、かつ破れるのです。ライフリーのおしりふきは、複数枚取れることはありますが、破れません!

あと『ピタッとシール』機能が地味に便利。他社製品はシールが全部はがれて、ビニール手袋にシールがついて、イライラしました。フタがプラスチックのものもありますが、ゴミ捨てのときにちょっと面倒そう。

ピタッとシールでこのように折り返しができる

機能は便利ですが、ビニール手袋をしながらおしりふきを取り出すので、シールが手袋について、「あーーー!」ってなります。でも他社製品より強度があって破れにくいので、わたしのベストバイとします。

厚さって、大切ですよね。トイレのお掃除シートとか床拭きシートを使っていても、やはり厚いほうがいいです。シートが乾くスピードが違うと感じていて、基本は厚手のほうが長持ちするとわたしは思います。

わたしはリハパンを通販で買うときに、一緒におしりふきも購入しています。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

 こんにちは。いつも勉強させていただいています。

 おしりふきですが、100均やホームセンターの赤ちゃんコーナーに売ってあるおしりふきのフタは、ご利用になったことはありませんか?すごく便利ですよ。
 おしりふきのシールを剥がして捨ててしまって、穴があいた状態のところに貼り付けるプラスチックの蓋です。クッション素材の粘着シールがついていて、密閉できるのに何度も剥がして貼って使えます。子ども(今年11歳)が赤ちゃんの時に使っていた蓋は、我が家で今も活躍していますよ。片手で開けやすいですし、おすすめです。

 開けたてのティッシュで複数枚がガバっと出てきてイラっとする事ありますよね。対処法として、引き出す前に人差し指でティッシュをグーーーーっと押して、袋との間にちょっと隙間を作ることで、1枚だけを取り出しやすくなりますよ。ウエットでは難しいかも知れませんが、お試しください。(慌てている時はそんな暇ないですけどねー)

 認知症の義父が他界し、その後一気にもの忘れが進んだ義母の介護もあり、くどひろさんの著書を拝見してはほっとしています。いつも色々な情報をありがとうございます。

おねいさま

それは便利そうですね、探してみます!

慌てなければ枚数コントロールできそうですが、なぜか通院前来客前に失禁ってあるんですよね。不思議です。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか