都税事務所から仕事内容について聞かれドキドキした話

先日、都税事務所から「あなたのお仕事は何ですか?」みたいな手紙が届きました。

わたしは個人事業主で、東京都に個人事業税を支払っています。3月に提出した確定申告の売上は、どのような内訳になっているか明細を提出してくれとのこと。個人事業税照会文書というみたいです。

事情がよく分からなかったわたしは、税金に関していろいろ調べられるのでは? とまず思いました。調べられても何ら問題はないのですが、見たことない書類ですし都税事務所からの連絡は初だったのでドキドキしたのです。

すぐにピンときたのが、3月に書いたこちらのブログ記事。おそらくわたしが確定申告の職業欄を「webサイト運営業」から「著述家」に変えたことで、こうした調査が入ったのだと思います。

個人事業税照会文書がきたらすぐ対応

ネットでこの調査を調べると、放置してはいけないと書いてありました。返信しないと隠ぺいを疑われるとのことで、すぐ返信しました。

3月のブログ記事にも書きましたが、収入の柱はこのブログではなく本の印税や連載、講演会など多岐にわたっており、個人事業主として毎年仕事が変化していきます。そのため職業欄を今の自分に最もあっている著述家に変えたわけです。

書類を送った1か月後に送られてきたのは、個人事業税の還付でした。え、どういうこと?

個人事業税が還付された理由

なぜ税金が戻ってきたのか、小谷野税理士法人さんのホームページを引用します。

作家・脚本家など、自身の想像力や知識・経験・技術などを活かす仕事である文筆業は、その印税・原稿料は個人事業税の対象外です。

ただし、同人作家を本業とし個人事業主として開業している場合、同人誌の自主制作は物品販売業に該当し、個人事業税がかかる可能性があります。

 引用元:https://koyano-cpa.gr.jp/nobiyo-kaikei/column/3850/

わたしのお仕事は、どうやら個人事業税がかからないとのこと。それで過去に払った税金が、戻ってくることになりました!でも微妙な違いですよね、自主制作をすると個人事業税はかかるんですね。

歯医者で自費の多額の支払いがあって凹んでいたのですが、その分がほぼほぼ還付されてホッとしております。

今日もしれっと、しれっと。


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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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