認知症の母(71歳)はまだ軽度なので、計算問題は割とできます。なので、当初はこれをやってました。
認知症と診断されてから半年後の2013年10月に、百ます計算を母にやってもらいました。面白いと言ってくれたのですが、翌月祖母が亡くなり、百ます計算ドリルはストップ。そのまま1年9か月放置しておりましたが、今週別の形で復活しました!
中鎖脂肪酸を含むゼリー 「メモリオン」 のふろく
最近始めた日清オイリオさんの新商品 「メモリオン」。(詳しい記事はこちら) これおいしい!とはまり、1日2本ペースで食べてます。しかしゼリー以外にも、はまってしまったものがありました。
それがおまけでついてきた、この 「脳活道場ドリル」 です。
食後にさりげなく母の前において様子を見ていると・・・
ん?さっきまでテレビを観ていた母が、急に黙り込みました。わたしは横で 「笑ってコラえて・朝までハシゴの旅」 を観ながらも、母の様子をチラチラ見ます。どうやら真剣に 「脳活道場ドリル」 を解き始めました。
10分が経過し、20分・・・・そして40分が経過したところで、
百ます計算も最初ははまったのですが、独居ということもあって継続しませんでした。ところが久しぶりの脳トレに、まさかはまるとは!すぐ投げ出すと思っていたら、無言で40分も・・・ウソでしょ?
答え合わせしてみると、驚きの正答率なんと8割!誤答をひとつご紹介します。
下記4つの言葉から連想して〇を埋め、それを漢字で書く問題。答えの〇には「ウ」が入ります。「シオウュウ」を並び替えて、オウシュウ(欧州)が正解ですが、母はなぜか直感でシオチュウ(焼酎)と回答(笑)
問題を読まずに直感で回答するところが、ピック病っぽいです。欧州も漢字は覚えてませんでしたが、ヒントでなんとか書けました。手に力がないので、筆圧が足りず字が流れてます。
2割の間違いも息子の超優しいヒント(笑)で、時間はかかりましたがすべて回答までたどり着きました。
この8割というテスト結果に驚き、まさか数日でメモリオンの効果?フェルガードの成果?デイサービスの成果?いろいろ考えましたが分からないので、反響の大きかったいつもの褒め攻撃 をしてみることにしました。
母は大変ごきげんで、もっとテスト持ってこい!という感じでした。調子がいい日ってあるので、予想外の出来に驚いていたところ、母が話しかけてきました。
褒められてうれしかったのか、これ2分間で5回連続で言われました、ちょっと多すぎ(笑)
脳活ドリルはできても、やっぱり同じ事は何回も言うんですよね。調子いいと思ったんだけどな・・・
今回のおまけは 「脳活道場vol.1 vol.2(わかさ出版)」 という本の抜粋で、計算問題・漢字クイズもあって、記憶の中枢である海馬を刺激したり、記憶力を高める問題が収録されてます。百ます計算が続かなかったのは、単調だったから?
とりあえずドリルは買います。認知症の予防を考えている人向けなので、認知症やボケという文字が表紙に書いてあるのがイヤです。本人は不快に思うかもな、表紙だけ破り捨てようかな。
今日もしれっと、しれっと。