9月21日は世界アルツハイマーデー。日本では、公益社団法人認知症の人と家族の会が主体となって、認知症に関する啓発活動をしています。
今年は、全国の建物等をオレンジ色(認知症啓発のシンボルカラー)にライトアップするイベントが、9月21日18:40からYoutubeで生中継されます。
認知症の啓発活動の中に「読む・知る・認知症キャンペーン」があり、2020年は51冊の推薦図書が選ばれたので、この記事でご紹介します。
推薦図書は、認知症の人と家族の会の理事、支部世話人の提案で決められ、わたしの著書『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』(新日本出版社)も、2019年から推薦図書入りしました。その推薦文がこちらです。
認知症の母親を 6 年間『遠距離介護』する著者。自身の介護体験を踏まえて、認知症の症状をまるごと受け止めつつ「ムリをせず、ラクをする介護」を、家族ならではの目線で提案します。すぐに実践できる「ストレスを溜め込まない工夫」は、読むだけでも肩に入りすぎた力が抜けていく。
引用元: http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2019/01/booklet2019.pdf
推薦図書に関して、キャンペーンリーフレットにこのように書いてありました。
多くの認知症関係の本が出版される中、最新の情報と家族や本人への正しい理解を伝える書籍を厳選して、推薦図書としました。同一著者や発売時期などにより残念ながら推薦とならなかった書籍も多数ありますが、認知症への理解を深める最初の一歩として、これらの推薦図書をお読みいただき、より良い社会づくりの一助となれば幸いです。
引用元:http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/2f24037be833fba23d2ef28f750d40c1.pdf
51冊の中から、2020年に新しく加わった推薦図書10冊をピックアップし、残り41冊もこの記事に掲載しました。このブログで過去にご紹介した本もたくさん入っているので、書評記事も合わせて掲載しています。
この記事のもくじ
新しく加わった推薦図書10冊
認知症介護の知識全般
介護体験
認知症家族のあゆみ
男性介護
認知症の当事者が書いた本
認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば
漫画・コミックエッセイ
絵本・子供向け
各種・認知症ケア・実用書
家族のためのユマニチュード: “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア
読み物
まちづくり
専門職・ケアマネジャー
報道・ルポ・社会問題
推薦図書は下記リンクより、PDFで確認できます。各推薦図書の推薦文は、こちらからご覧ください。ちなみにわたしの個人的な推薦図書(←認知症の人と家族の会からは推薦されていません)はもちろん、最新刊「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと」(翔泳社)です。
今日もしれっと、しれっと。
【2024年講演会予定】
10/19(土)宮崎県えびの市 → 講演の詳細・お申込みはこちら
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