1/18新刊発売のお知らせ

食器用洗剤『緑の魔女』を認知症介護に使い始めた

先日、認知症の母が食器用洗剤を誤飲した話を書きました。その対策として、洗剤の容器を100均のポンプ式に変えて、シールで「せんざい」とわかるように表記。

この対策のあと、母の誤飲はありません。しかし万が一ってこともありますし、この先認知症がさらに進行した際には、容器の対策だけでは不十分になるかもしれません。そこで洗剤自体のリスクも下げようと購入したのが、『緑の魔女』です。

食器用緑の魔女の詰め替えとダイソーのポンプ式ボトル

洗剤中毒は界面活性剤中毒

メディカルノートさんの洗剤中毒について、いくつか引用します。

洗剤中毒とは、洗剤が体内に大量に摂り込まれることで生じる中毒のことです。界面活性剤中毒と呼称されることもあります。洗剤中毒を引き起こし得る洗剤には、洗濯用や液体石けん、食器洗い用や洗車用などたくさんの種類があります。洗剤中毒の多くは誤飲により起こっています。たとえば、お子さんや認知症の患者さんが、ジュースなどの飲み物と間違えて洗剤を飲んでしまうことがあります。また、皮膚や目に洗剤が大量にかかってしまい、症状が出ることがあります。

引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E6%B4%97%E5%89%A4%E4%B8%AD%E6%AF%92

まさにうちと同じです。ポイントは大量に誤飲するかどうかで、味の違和感がわかる場合はすぐに吐き出すので大量にはなりません。さらに洗剤中毒の原因を引用します。

洗剤中毒を引き起こす原因物質は、界面活性剤と呼ばれる化学物質です。界面活性剤は、油汚れを落とすための洗剤などに配合されています。

引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E6%B4%97%E5%89%A4%E4%B8%AD%E6%AF%92

今回『緑の魔女』を選んだきっかけは、薬剤師さんとの会話からです。この対策で完璧にはなりませんが、界面活性剤の割合を減らしておけば、少しはリスクを減らせます。大手メーカーの界面活性剤の割合はだいたい30%前後なのですが、この緑の魔女は20%と少ないのです。

正直ここまでやる必要はないと思いつつ、洗剤の面白いポイントがあったので購入して使ってみました。それは「パイプに付着した汚れを落とし、水質もきれい」にしますというところです。裏面の説明書きに書いてありました。地球に優しいそうです。

緑の魔女の裏面(界面活性剤の割合と面白ポイントに注目)

緑の魔女を使ってみた感想

界面活性剤の割合が低いので泡立ちは当然悪いのですが、思っていたほど油汚れが落ちないわけでもありません。パイプに付着した汚れが落ちたかどうか分かりませんが、遠距離介護でパイプ掃除まで手が回らないので、自然とキレイになってくれるならそれでいいかなと思ってます。

もう1つ最後に対策をしたら終わりで、それは容器に貼ったシールです。防水ではなかったので、数週間使っていると文字が消えてしまいます。

このブログにコメントをくださった方と偶然同じ対策(同じ洗剤を使い、同じボトルを選ぶ)をしていた奇跡みたいな話があって、その写真を見せて頂いたときに、インクジェットプリンタで消えない印刷をされていたので、わたしもシールを買ってこれから印刷します。

せんざいからしょっきをあらう に文字を変え、イラストもつけてみましたがさてさて。

音声配信voicyの最新回は、認知症介護中の強い言い方についてです↓

今日もしれっと、しれっと。

【2023年講演会予定】
1/29(日):埼玉県幸手市・杉戸町 → 内容の詳細


 


【2023.01.18発売、予約受付中!】
東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか