お盆期間中に、トップページのブログデザインを少し変更しました。
初めてこのブログをご覧になる方に、どんなブログかをすぐわかってもらうための工夫です。しばらくこの形で様子を見ようとと思います。
母のこだわり
先日、夕食に冷やし中華を作りました。盛岡には盛岡冷麺があるためか、冷やし中華を「冷風麺」と呼ぶ人もいます。
盛岡の今年の夏はそれほど暑くありませんが、デイサービスから帰ってきた母にはさっぱりしたものを食べてもらいたいと思ったのと、冷やし中華ならわたしでも作れそうだったので、この日の献立にしました。とはいえ具材は手抜きで、ハム、キュウリ、玉子だけ。
いつものように入れ歯とエプロンを母につけて食べ始めてもらったところ、母はキュウリを1本ずつ口に運び始めました。最初は黙って見守っていたのですが、次はハムを1本ずつ。この調子では、いつ食べ終わるのか見当もつきません。
麺が冷やし中華のタレを吸って、どんどん伸びていきました。見かねたわたしは、
と食べ方を説明。ところがテレビに気を取られた母は説明をすっかり忘れ、またキュウリを1本ずつ食べ始めたのです。そういえば、母には食べさせないようにしているある寿司ネタで、同じ思いをしていたことをすっかり忘れていました。
母の食事の細かいこだわり
母とお寿司を食べる際は、のりを使った巻き物や貝類は噛み切れないので外し、代わりにわたしのマグロや白身魚と交換するようにしています。
特に避けているのがイクラです。冷やし中華のときと同じように、1粒ずつ箸でつまんで食べようとするのですが、イクラの粒がつるつると滑ってなかなかつかめず、食事が一向に進みません。
ガリも同様で、1枚ずつ食べようとするため、食べるのに時間のかかりそうなネタは避けています。冷やし中華を食べる母の姿を見て、「そういえばイクラも制限していたな」と思い出しました。
重度の認知症になる前は、回転寿司へよく足を運び、どんなネタも問題なく食べてもらっていました。ところが今は、ひとたび小さなことにこだわり出すと、何時間でも同じ作業を続けてしまいます。朝までタオルケットを触り続け、睡眠時間が1時間になってしまう夜もあるほどです。
食事に2時間でも3時間でも付き合えるだけの余裕があればよいのですが、実際には食器の片付けや服薬の介助、布団の準備など、こなすべき介護や家事が控えているため、そんな余裕はありません。
元々は几帳面な母でしたが、重度の認知症になるとそこが強調されて、ちょっと過剰なくらいに思えます。認知症介護って、まだまだ奥が深いですね。
今日もしれっと、しれっと。





























ほら、こうやって麺をすするの