実家を光回線にして在宅介護で試してみたい4つのこと

光回線 在宅介護

実家のインターネットを光回線にして、強化することにしました。

今使っているwimax2+を使い続けても問題ないのですが、認知症の母の症状にも変化が見え、より監視体制を強化したいという思いと、コストから考えて決断しました。

改めてwimax2+のメリットとデメリット

wimax2+のメリットとデメリットを箇条書きにします。

  1. インターネットの工事がいらず、ルーターを購入するだけですぐつながる
  2. 光回線に比べると、若干月額費用が安い(わが家は4,732円、前はもっと安かったけど年々上昇)
  3. 光回線の工事は、1か月近く待つこともある
  4. 光回線(うちはドコモ光)にすると月額5,900円になるが、携帯料金も安くなるのでwimaxと差がなくなる
  5. 工事費、ルーターが、今はキャンペーンで無料だった
  6. wimaxと比べ、回線が安定する
  7. 携帯を新機種にする際、割引してもらった

特に6.が大切で、wimaxは盛岡という地域の問題もあって回線が脆弱です。たまに、スマカメ(下写真)で自宅を見ようとすると、ネットがつながらないことがありました。

スマカメ

スマカメはわたしにとって命みたいなもので、接続できない期間が数時間と続くと「母に何かあったんじゃないか」という不安に襲われます。そういった不安解消のためにも、思い切って光回線に変えることにしました。

光回線になったらやってみたいこと

スマカメの増設

まずやろうと思っているのが、スマカメの増設です。居間1台にしていますが、寝室か玄関、台所に増設するか、あるいはお薬カレンダーの前にもつけて、飲み忘れがあった時は母に連絡しようかと思っています。実はすでに2台所有しているのですが、回線がイマイチなので、1台でしか運用していません。

もう1台のスマカメは音声双方向タイプなので、居間にいる母と電話でなくやりとりができるようになります。まさかカメラから声が出るとは思わないはずなので、当面ビックリするとは思いますが、ひょっとしたら音声双方向は使うかもしれません。

わたしの仕事がはかどる

今までは、wimaxで実家でオンラインでブログを書いていました。特に問題なかったのですが、より安定した環境でブログを書くことができます。Youtubeで動画を見まくると速度制限になる可能性もあったのですが、そういったこともなくなります。これ、在宅介護と関係ないですね・・・

エアコンの遠隔管理

今はまだ必要ありませんが、エアコンの遠隔操作をするときも、回線が安定していたほうが安全です。

Aiboも欲しい・・・

本当はAiboが欲しいです。ただメンテナンスというか、月々支払うお金が・・・それで母の認知症の進行がゆっくりになったら安いのかもしれませんが。まず本体で約20万、そして3年のベーシックプランに入って約10万、ケアサポートで約6万・・・合計約36万円は、お金がかかります。

銀座のソニーストアで発売早々デモを見ましたし、母は犬を飼いたいというし・・・仏壇の花を枯らしてしまう母が、犬の餌をきちんとあげられるわけもなく(そこは時間で自動排出される機械でなんとか)、そもそも足が不自由なのでお散歩にも連れていけません。

他の安いロボットもいろいろあるので、そっちを検討してもいいかなとも思っています。とにかく安定した回線が得られることで、これから来るIoT時代に向けて準備をして、頼れる機械にはどんどん頼るということをしていきたいと思っています。ガジェット系大好きですが、以前ほど追えてない気が・・・

実家に関しては他にお金をかけるところがあるので、優先順位的にはそちらから始めていきます。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

いつも最新の情報をありがとうございます。
うちも 母の見守りにスマカメが大活躍してくれました。 くどひろさんのお陰です。
でも 気づかれ、見つかって、‥( ̄▽ ̄
Aiboぜひお願いしたい^_^です。
でも その前に 猫はどうですか?
お散歩いらないし^ ^

さゆさま

分かります。うちも気づかれ見つかって、片付けるということが何度かありました。
それでコードを木目のカバーで隠したところ、柱と同化して大丈夫になりました。

庭に猫が現れると「しっ!」とかいう母なので、やっぱり犬なんですよね。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか