認知症の母(70歳)が、コウノメソッドと出会って、どんな経過をたどるかをひたすら書いてます。今週はコウノメソッド実践医・3回目の受診があるので、自分のブログを読み直して、前回の受診時からの変化をまとめようと思っています。
今週が24週目なので、経過報告を書いて半年が経過するんですね~ はやっ!今回からブログの見出しに、サブタイトルをつけることにしました。自分で読んで、すぐ分かるようにするためでもあります。
認知症の母の状態と、現在行っている認知症治療
・コウノメソッド実践医にアルツハイマー型認知症(軽度)と診断されたのが、2013年4月上旬?
・おそらく1年前くらいに発症、祖母が子宮頸がんで入院して家で1人になってから一気に悪化
・サプリメントのフェルガード100M(1日2回)と、お薬レミニール4mgを1日1回処方。
・この2週間は母ひとりでほとんど過ごしてます
がんばりすぎない遠距離介護
今回は2週間帰省できなかったんですが、理由は ”友達との飲み会” があったから。2か月前から飲み会の日が決まっていたので、この2週間は自分中心に生活することにしました。(妹にお願いしたところもありますが)
介護で頑張りすぎちゃう人って多いと思うんですが、やはり自分自身や自分の家族は大切です。だから頼れるものは頼る、使える制度は使いまくるのが正解だとわたしは思います。頼ると介護に携わる方々のすごさが、ホント分かります。半沢の世界観が小さく見えるくらい・・・大げさではないです。
遠距離介護はお金がかかりますが、離れている分、介護感をリセットすることができます。以前はふるさとに帰るとホッとした気分になったんですが、最近は東京に帰ってくると介護からの開放感で、ホッとします。自分の好きな事をやっていた2週間でしたが、実家ではお酢事件が勃発しておりました。
お酢事件
帰省して最初に行うのは、週2回ヘルパーさんが来て書いてくれる伝票のチェックです。薬はきちんと飲んでいるか、買い物は何を買ったか、ゴミ出しはできているかなどなどが書いてあるんですが、チェック中に母がこう切り出しました。
母:『足の親指が腫れたんだよね~』
わたし:『どれ見せて~、あっ!すげー紫になってるけど、何があった??いつ?』
母:『ダニに噛まれたかもしれない、いや、畑仕事をしていて虫にさされたのかもしれない・・・』
わたし:『これやばいから、明日病院に行こう!足が壊死したみたいになってるし・・・』
母:『土曜日の午前中は病院が混むから、また今度にしよう』
(とにかく病院が嫌いなのと、人に会うのが嫌いで、変な言い訳をいつもする)
わたし:『これはだめだって!明日病院ね!』
(会話のやりとりも忘れるから、明日だまして連れていくと決めた)
母:『そういえば家に消毒液がなかったから、消毒には酢がいいから酢を塗って腫れたかも』
わたし:『なに?酢塗ったの?それがまずいんじゃないの?』
ということで、早速薬局に行ってマキロンを購入。それを塗って数日経過を見たら、きっちり治りました。
あとで調べたら、水で薄めて酢を塗るのは消毒作用があるからいいみたいですね。結局、なぜ足が紫になったのか、いつからその状態だったのか、本当に酢は塗ったのか(ウソの可能性もある)、真意は分からなかったんですが、とりあえず治ってよかったです。
不在時に何が起こったのか、遠距離介護だと完全には把握できないのが困るんですよね・・・本人に聞いても認知症だから、何が本当か分からないので、帰省すると、名探偵コナンばりの推理力が必要です(笑)
最近では部屋の物の配置、ゴミ、ヘルパーさんとの会話から、不在時の出来事を少しずつ推測できるようになってます。じっちゃんの名にかけて!は、金田一か・・・・
結論
前回の報告から採用した、”予定は前もって言わず、直前でいう” というのが効果的で、同じ事を何度も質問してこなくなっています。もうひとつ、ひとりで薬をきっちり飲むという習慣がついてきました。これは結構驚きです、症状は少しずつ進行していると思うんですが、薬の管理はできている・・・・次回の診察でどうなるか、楽しみです(不安でもある)
フェルガードについての詳細記事は、フェルガードという米ぬかサプリメントとコウノメソッドのはなし に書いてあります。
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