認知症の母の入院で気がかりな3つのこと

病院のベッド

本日より、母が大腸ポリープ切除のため、2泊3日の入院をします。

下剤を決まった時間に飲んだり、食事コントロールを、母ひとりではできないため、日帰りや1泊2日のコースは選択できずに、2泊3日となりました。

母が認知症でなければ、何も心配しません。切除した組織が、大腸がんでないことを祈ればいいだけですが、やはり認知症での入院が気がかりです。

わたしの気がかりが文字になった記事があったので、ご紹介します。

入院による悪化

週刊朝日の、高齢者の入院による「害」の記事を引用します。

高齢者にとって入院が“害”になることもある──。そんな、にわかに信じがたい実態が少しずつ明らかになってきている。問題になっているのは「入院関連機能障害」で、足腰が弱って歩けなくなったり、意識障害を起こしたり、認知症を発症したり……。高齢者の安易な入院は、かえって健康状態の悪化を招くという。

引用元:https://dot.asahi.com/wa/2017092900016.html?page=1

かかりつけ医や医療・介護職の皆さんとも話し、おそらく母は短期間なので大丈夫だろうという話にはなっていますが、わたしが心配している1つ目は、筋力の低下です。

ベッドで安静にしていると、1週間で10%~15%、3週間以上になると5割も筋力が低下すると言われています。数値的にも問題はありませんが、さて・・・。

認知症だった祖母が、ベッドからの転落で大腿骨を骨折。その後のリハビリの意味ができない、足腰が弱くなる、足腰どころか寝ている時間ばかり増えていったので、入院生活は人を弱らせると実感しました。

ベッドで寝たことがほぼない母なので、ベッドの高さには気を付けてもらうよう病院には伝えます。これが2つ目に心配なことです。

起きた瞬間、ベッドに居ることを忘れ、布団の感覚で起き上って、ベッドから転落、そして骨折・・・これが認知症だった祖母のパターンです。

3つ目は「せん妄」です。 亡くなった父も、1か月近い入院でせん妄になり、医師が認知症と誤診するほどでした。 これも短期間なので、大丈夫だとは思いますが・・・。

ということで、退院当日は妹が実家に一晩泊まって様子を見ることになり(理学療法士さんのアドバイス)、退院翌日は理学療法士さんによる訪問リハビリの実施と、訪問看護師さんにも来てもらう手はずは整えました。

壮大なテストでもある

母はこの先、入院する状況もあると思います。ショートステイを使い始める可能性もあります。

認知症の母が、家以外のところで寝るとどうなるかを、一度見極めるいい機会だと思っています。無事大腸ポリープを切除して、元気に退院して、また日常生活を取り戻して欲しいです。

『 MONOQLO 』2019年9月号(晋遊舎)、順調にいけば7月19日発売に掲載される、ある売れに売れているツールを今回の入院で試します。

わたしも自分で購入して、使い道を考えたときに閃いたものです。認知症の方が入院したときに使えるツールだと思います、気になる方は19日チェックしてみてください!

今日もしれっと、しれっと。

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病院のベッド

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ABOUTこのブログを書いている人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!NHKニュース「おはよう日本」、NHK「あさイチ」でこのブログが紹介されました。連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか