認知症の母が突然コタツを解体|東京で見守るしかなかった居間の模様替え騒動

先日、母が突然居間の模様替えを始めました。

たまにある不穏な行動ですが、この日はいつもよりひどかった。例によってわたしは東京で見守りカメラの映像を見ながら、「あ~あ」と言うしかできませんでした。

このコタツをすべて解体

大荒れな母の行動

まず、いつも座っている座椅子を別の椅子の上に乗せました。椅子の上に、椅子?

次にコタツ板をとったあと、コタツ掛布団と敷布団も取ってしまい、コタツはむき出しの状態に。コタツがないとまだ寒い盛岡ですが、母は敷布団を畳んで枕にして、横になってテレビを見始めました。

重度の認知症なので、元には戻せません。東京の見守りカメラで母の様子を見ていましたが、最近はカメラで声掛けをしてもダメです。ただ荒れていく部屋を見ながら、どうすることもできませんでした。

しばらくして母はコタツ板の代わりに座布団をコタツの上に乗せ、逆にコタツ板を座布団にして固い板の上に正座。さすがに痛かったようで、コタツ板の上から脱出しました。

居間をめちゃくちゃにしたところで、夜と思ったのか疲れてしまったのか寝室に行って寝てしまいました。しかしそこでも掛布団やタオルケットが気になって寝れず、1時間近くタオルケットをいじっていました。

2時間ほど居間や寝室を荒らしまくったところで、家に来ていただいた介護職の方に電話をして、すべて復旧してもらいました。介護職の皆さんがいなかったら、夜はコタツなしの居間で過ごし、めちゃくちゃな布団で寝るしかありませんでした。

布団をめちゃくちゃにする認知症の人の話はネット上にありましたが、居間を荒らすおうちもきっとあるでしょう。そりゃデイの日数も増えるって話ですが、理由はよくわかりません。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
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