10分で聴ける介護ラジオ放送中!

介護帰省に「Go To トラベル」は適用されるか観光庁に問い合わせた結果

電話問い合わせ

コロナ禍にふるさとの家族に会うために、ビジネスホテルで健康観察をしてから実家に帰る方もいると思います。

10月1日から東京都も「Go To トラベル」の対象となったので、都民であるわたしも早速利用しようと考えました。がしかし「トラベル」と謳っている手前、旅行ではなく介護で利用してもいいのか? 国の補助金を本来の目的以外で使うわけにもいかないし?

ネット検索しても出てこないし、ブログにいいかげんなことも書けません。それならば!と観光庁のGo toトラベル事務局コールセンターに、電話で問い合わせてみました。問い合わせ先は、下記リンクです。

観光庁に問い合わせた結果は?

結論からいうと、問題なく利用していいという回答でした。

改めて「Go To トラベル」がどんなものか、J-Castニュースから引用します。

国内旅行(海外旅行は対象外)をする人に宿泊費や旅費などの代金の50%相当額を支援する仕組みだ。支援額の7割(旅行代金全体の35%)は割引となり、残り3割(全体の15%)は旅行先での土産物店や飲食店、観光施設などで使えるクーポンとして配られる。

引用元:https://www.j-cast.com/2020/07/19390414.html?p=all

この記事には観光庁総務課に個別ケースを聞いた話が書いてあり、ここからは介護帰省に当てはめて考えていきます。

例えば個人で飛行機、新幹線のチケットを自分で手配したり、自家用車で高速道路を使ったりしたらキャンペーン対象外です。さらに、宿泊施設を個人で予約する場合ですが、宿泊施設がこのキャンペーンに参加していれば、利用可能になります。

ひょっとすると旅行会社のパッケージツアーを利用して、介護帰省したほうがお得になる場合もあるかもしれません。

ちなみにわたしは、パッケージツアーは使わず、すべて自分で手配しました。それでもGO TO トラベルの対象になり、交通費も宿泊費はこのように割引されました。

わたしの介護帰省(GO TO トラベル適用)

最初の予約の宿泊費 37,200円(税込)
GO TO トラベルが決まって再予約 40,800円 – 14,280円(35%割引)= 26,520円(税込)

宿泊直前に予約変更したので、元の値段が上がってしまいましたが、それでもGO TO トラベルのおかげで10,680円もお得になりました。これに地域共通クーポン券がさらに配布される予定ですが、こちらはチェックインの時に確認します。

今回の介護帰省は、ビジネスホテルを7泊8日予約しました。前回の介護帰省は4泊5日の滞在でしたが、都内で人に会う機会も多かったですし、出かける場所も増えたので、念には念を入れました。

次に交通費です。JR東日本は7月から「お先にトクだ値スペシャル」を実施していて、2021年3月末まで新幹線を半額で利用できます。

通常の交通費(片道、特急券+乗車券) 14600円(税込)
お先にトクだ値適用 7,300円(税込)

盛岡は元々対象区間でしたが、最近仙台や八戸、軽井沢なども対象になりました。

ネットで「えきねっと」から予約する必要がありますが、介護帰省でもいろいろと恩恵を受けることができます。元々通常料金で新幹線を利用していませんが、30%~35%割引利用だったので、さらに安くなりました。

割引については、下記公式サイトでご覧ください。



介護帰省する際はコロナ対策をしっかりしなければいけませんが、宿泊費も交通費も相当恩恵を受けることができます。ぜひ活用して、賢く節約しましょう!

今日もしれっと、しれっと。
【10分で聴ける音声配信】 → 『ちょっと気になる?介護のラジオ』

【重版3刷しました!】
近距離、遠距離に関わらず、親と離れて暮らして介護している方やこれから介護が始まる方に向けた新ジャンルの本です。図表とカラーで分かりやすく仕上げ、多くのメディアに取り上げられました。

4件のコメント

介護帰省にgotoトラベルが使えるとは、いいですね。
私もそれを使って帰省したいのですが、未だに県外の私が帰省すると介護サービスが2週間停止になるのです。
私が先に2週間、ビジネスホテルでも泊まればいいのでしょうが、仕事を持つ身、それは出来ません。
毎月、職場に来月の希望休みを出す度にケアマネに帰っていいです?と聞いているのですが、まだまだのようです。
岩手は大丈夫ですか?

匿名さま

はい、そういった措置を行う施設や事業所はまだまだあります。
わたしはこれから2回目の帰省をする予定です。もしよければ、このブログを数か月さかのぼると1回目の帰省の苦悩がいろいろ書いてあるので、読んでみてください。
岩手は大丈夫ではないのですが、わたしは大丈夫でした。

スマホから投稿したので、匿名になったようで、申し訳ございません。
ずっと以前から拝見している、「みかんの花」です。
私も長年介護施設に勤務していますので、相手の立場になると事情が分からなくはないのですが、複雑な心境です。
緊急事態宣言が解除になって6月末にちらっとは、帰省できたのですが、それからまた県外の者に対して厳しくなったのです。
ひろさんと違って母89には健在の子供は私一人しかいなくて、近くの親戚はみな高齢者ばかり。
弟が亡くなってから22年間、3か月ごとに帰省しています。
毎日のようにケアマネとメール交換しているのですが、さていつになったら帰れるでしょうか?
Gotoで近くの道後温泉に宿泊できても、実家に帰れないとは、複雑です。
今は勧めて下さったスマカメがとても役立っています。

みかんの花さま

あらら、そうでしたか。匿名さんということで、コメントしてしまいました。
事業所単位で本当に扱いの違いを感じますが、今でも相当厳しく判断されるということなのですね。
最終的にはPCR検査が個人でも気軽に受けられるようになれば、その結果で帰れるようになると思うのですが……。スマカメいいですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

email confirm*

post date*

ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか