認知症の祖母と小学5年生の孫の葛藤をみて、思ったこと
わたしの妹には、高校生の娘と小学5年生の息子がいます。 この子たちにとっての祖母が、わたしの母になるわけですが、祖母は認知症。診断された4年前は、中学生と小学校低学年だった2人ですが、同じことを何度も言う祖母をみて、不思...
わたしの妹には、高校生の娘と小学5年生の息子がいます。 この子たちにとっての祖母が、わたしの母になるわけですが、祖母は認知症。診断された4年前は、中学生と小学校低学年だった2人ですが、同じことを何度も言う祖母をみて、不思...
今年の3月、本を執筆しているころに、ひとつ決めていたことがあった。 それは、自分の本の販促活動が終わった秋ごろに、「函館」へ母を連れて行くことだ。 北海道新幹線が今年の3月26日に開業したので、70代で初北海道を体験して...
わたしが、穏やかに認知症介護に向き合えている要因のひとつは、川崎幸クリニック院長である杉山孝博先生のおかげです。杉山先生が30年以上かけて作られた、 認知症をよく理解するための9大法則・1原則 家族のたどる4つの心理的ス...
うちの母は、息子であるわたしにだけ「悪口」を言います。 認知症になる前は、そういうことは一切言わない人でしたが、今は「毒舌」を吐くことがあります。その悪口の相手は、お世話になっているヘルパーさん、看護師さん、デイサービス...
厚労省発表の「働き方の未来2035」という報告書を読むと、19年後に起きる変化が分かります。ほとんどは働き方についてのお話ですが、介護について書かれているところをご紹介します。 2035 年には働く人が大幅に減少している...
「介護と仕事の両立」の話が出るときの大前提として、 「介護も嫌い、仕事も嫌い」 という人が、大多数を占めているのではないでしょうか? 両立しようと思ってもどちらも嫌いなわけで、その道を進めばイヤなことしかありません。しか...
今回の帰省目的は、2年ぶりの母のがん検診でした。 普通の健康診断に加え、乳がん、子宮頸がん、肺がん、胃がん、大腸がんの計5つを行いました。本当は毎年やらないといけないのですが、盛岡市は乳がんが2年に1回なので、それに合わ...
最近、コップが次々と割れるという怪現象が起きました。その数、半年で10個。わりとゆっくりなペースだったので、最初はこう思ってました。 母のシャルコー・マリー・トゥース病は、ものすごくゆっくり進行する病気で、筋萎縮で歩行が...
10分後の排便、排尿を予知する画期的なデバイス D free(ディーフリー:タイトル下写真)。このブログや自著でもご紹介したのですが、2016年9月16日に個人向け発売時期の延期の発表がありました。 当初はクラウドファン...
日本経済新聞に「混合介護を大きく育てよ」という記事がありました。 「混合介護」とは、原則1割負担の介護保険制度の中で受けるサービスと、10割支払う保険外サービスを組み合わせて介護することです。「混合介護」は認められている...
先日、介護職の方とお会いして、こんな話を聞きました。 「介護施設を手配して、そこに自分の父や母を入居させる。入居手続きをしてあげて、その後もお金を払ってあげる。これで満足しているご家族は、相当数いる」 しかし、わたしも含...
デイサービスに行ってもらうまでの2年間を振り返る 「デイサービスに、行ってもらおう!」 ケアマネからの提案に賛同したのが、2012年12月のことでした。祖母が子宮頸がんで入院し、放射線治療をしている頃、母の認知症が確定し...
病院に行く前の母との日常の一コマです。「ピピピピピピ」 母がよくモノを失くすので、外出前にはいつもモノ探しをしています。特によく失くすものには、キーファインダーを取り付けてます。おかげでモノ探し時間は大幅に短縮され、物盗...
関西学院大学の浜田寛子さんが書いた「男性も、涙を流せる世の中へ」というコラムを読んで、「ふつう」に縛られる男女の介護者を思い浮かべました。 わたしの新刊「医者は知らない!認知症介護で倒れないための55の心得」の中で、認知...
日経デジタルヘルスの記事「デンマークの介護事情、人と機械の役割を明確に分担」が、興味深い内容だったのでご紹介します。 MTヘルスケアデザイン研究所所長の阿久津靖子氏が、デンマークにおける認知症施設の現場を紹介しています。...
今回の記事タイトル、実はわたしの新刊の原案にあった第3章の見出しを少し変更したものです。どういう章の書き出しだったか、原文をそのまま載せます。 新刊を読んだ方はご存知かと思いますが、「7つの習慣」「伝え方が9割」「嫌われ...