急に暑くなり、そろそろエアコンをつけようか・・なんて時期になってきました。特に高齢者、認知症の方の「熱中症」が心配な季節です。今日は、ここまで進化してる!エアコン最新事情をご紹介します。
この記事のもくじ
エアコンを購入しようと考えている方
日立、三菱、Panasonic、DAIKIN、富士通ゼネラルなど、大手エアコンメーカーの最新モデルには、スマートフォンでの遠隔操作機能がついています。外出先からエアコンの温度設定、部屋の温度・湿度チェック、電源のON/OFFが可能です。YahooやGoogleで、
「メーカー名 エアコン 遠隔」
こうキーワード入力すると、エアコンのリモート機能を見つけることができます。仕組みは各社ほぼ同じで、下の写真(富士通ゼネラル)のような感じです。エアコンにアダプターを設置し、無線LANでつないで、スマホで見ます。
スマートフォンの画面を拡大すると、
上の画面例だと、外気温35℃だけど、お部屋は28℃だし、湿度も50%・・・はいOKと外出先で、ご自宅のチェックができます。便利ですよね?
認知症の方や高齢者の「エアコン電気代もったいない!」への対策
母もそうですが、「エアコンをつけると、電気代が大変なことになる!」と思っている世代なので、どんなに暑くても「いかにしてエアコンを使わないか」を考える習慣がついています。電気代もったいないと言って、亡くなる方は毎年います・・・命を捨てるほうがもったいないです。
どうしてもエアコンを使ってくれないようでしたら、生命に関わるのでリモコンを没収して「遠隔操作のみ」で運用するのもありかもしれません。
また、リモコンの誤操作も起こり得ます。母は温度設定がめちゃくちゃです。冷房18度にして、キンキンに居間を冷やすこともあれば、真夏に暖房をつけてしまうこともあります。
誤操作の心配がある方も、この遠隔操作に徹するほうがいいかもしれません。そしてエアコンに「自動運転中」の札をかけると、認知症の方は納得するケースもあります。
既存のエアコンを遠隔操作したいと考えている方
オススメはスマートリモコンを使って、エアコンの電源や温度設定、風量を遠隔で操作することです。うちは2009年発売の日立製エアコンを、スマートリモコンを使って、東京から岩手の家をコントロールしています。
詳しくは下記記事か、茨城県笠間市のあやか内科クリニック院長、白土綾佳先生との対談をご覧ください。実際にスマートリモコンを、わたしが操作しています。
手っ取り早くなんとかしたい!と考えている方
タイマーを使って、エアコンの電源を入れる
エアコンには、自動で電源が入るタイマー機能があります。わが家では母が起きる1時間前くらいから、毎日自動で冷暖房が入る設定にしています。
スマートリモコンの利用、エアコンのタイマー機能を使いつつ、見守りカメラを利用すると最強の見守りになります。ブログ読者の方で、89歳のお母さまの熱中症を見守りカメラで見つけ、近所の方に見に行ってもらって、事なきを得たという方もいます。
いかがでしたか?エアコンもかなり進化しているので、そろそろ買い替えようと思っている方は遠隔操作できるモデルにしておくと、介護のときに安心です。
今日もしれっと、しれっと。
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