ノーギャラのお仕事を受ける5つの条件

お金ない

フリーランスになると、ノーギャラのお仕事、あるいはノーギャラ同然のお仕事が舞い込んできます。

会社員の時は決まった給料が毎月支払われるので、どんな仕事もお金になりました。しかし、フリーランスは毎月の給料がないので、ノーギャラのお仕事は本当に0円です。

それでも次の5つの条件に合致すれば、ノーギャラ同然のお仕事を受けることもあります。

ノーギャラのお仕事を受ける5条件

  1. 本の販促効果がある、次の仕事につながる
  2. お仕事を依頼する方の人間性に惚れる
  3. その仕事が多くの人に役に立つ、救うことができる
  4. 自分の成長につながる
  5. 単純に面白そう

わたしに経済的余裕があれば、これら条件は緩くなります。しかし、それほど余裕がない今は、複数の条件に合致するか、よっぽど心動かされるかでないと、ノーギャラの仕事は受けていません。

あとは仕事にかかる時間にもよります。短時間ならノーギャラでも大丈夫な場合もありますが、準備を含め時間を費やしての0円では生活できなくなるので、それはお受けしません。

ギャラトラブル回避のために、ブログで仕事依頼を受けるときはギャラを書くようにお願いしておりますし、書いていない場合は最初に質問します。

仕事したあとで、ノーギャラと言われたらイヤなので、最初に条件をしっかり決めてから仕事します。このおかげで、フリーになってからのとんずらは1回だけです。とんずらした会社とは今後仕事をしないと、心に決めています。

それに交渉は仕事を始める前に終わらせておかないと、仕事をしながらのギャラ交渉は疲れます。

お金を頂ける=しっかり仕事をしなきゃいけない という気持ちになるので、やはりギャラは大切です。

もし想像以上にギャラが良ければ、「こんなに頂くのだからしっかり頑張ろう!」となります。無料で受けた仕事も手は抜きませんが、ギャラという緊張感がなくなるので、無意識のうちにどこかで緩くなってしまう気がします。

友人・知人であってもこの条件は変わりませんが、ギャラ交渉はあまりしません。

ノーギャラのお仕事は依頼する側はwinかもしれませんが、わたしはloseになるので、win-lose状態だとどうしても・・やはりwin-winが理想です。

とかいいつつ、あまり仕事を選んでいられる状況でもないのですが・・・。

その代わり、会社で時間を持て余して給料をもらうということがないので、生きている時間にムダがないし、やった分だけお金になるのはとてもとても楽しいです。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか