ブログでご紹介した認知症介護の本&便利グッズ 年間ランキングベスト10

認知症 本 グッズ 人気 ランキング

このブログでご紹介した、認知症の本や関連グッズの売上個数を1年間で集計してみました。その上位ベスト10を改めてご紹介します。

第10位 がんばりすぎずにしれっと認知症介護

わたしの最新刊が10位にランクインしました。12月6日発売なので、実質25日しか販売期間がありませんでしたが第10位になりました。おかげさまで発売6日目にして重版出来!そして今はAmazon在庫切れということで、好調なスタートです。

がんばりすぎずにしれっと認知症介護

がんばりすぎずにしれっと認知症介護

工藤 広伸
1,358円(11/21 10:18時点)
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第9位 キーファインダー

認知症の母の「もの取られ妄想」対策として、長年使っているキーファインダー。介護者が泥棒扱いされたときに、リモコンのボタンを押すとピーピーとなって、その物の場所を音ですぐ知らせてくれる優れものです。もの取られ妄想以外でも、母はいろんなところに物を隠す(忘れる)ので、ほぼ毎日もの探しをしています。キーファインダーのおかげで、もの探し時間が短縮できています。

わたしが使っていたキーファインダーは生産中止になったので、Amazonで評価の高いものをピックアップしました。そのAmazonページを見たらびっくり!「認知症対策」と書いてありました。認知症グッズとして、定着し始めたのかもしれませんね!

第8位 認知症ライフパートナーのテキスト・問題集

わたしが取得した民間資格「認知症ライフパートナー」のテキストや問題集を購入される方が多いです。資格を持っていて何かメリットは・・・わたしは特にないです。ただ認知症の知識を体系的に学ぶことができました。2018年は3月から試験受付で、試験は7月に行われます。

認知症ライフパートナー 2級 3級

第7位 クロワッサン特別編集:認知症と生きる

介護家族の方が、すごく共感するだろうと思って昨年に激推しした雑誌です。認知症の人へのインタビュー、写真、アニメなどなど読みやすく、よく出来た本だと思いました。

クロワッサン 認知症を生きる

第6位 認知症の9大法則 50症状と対応策

川崎幸クリニック院長で、わたしの3作目の本を推薦してくださった杉山孝博先生。その先生の代表作の一つといえば、認知症の9大法則。認知症介護をするご家族は絶対に知っておくべき9大法則をまとめた本が人気ですが、同じ出版社からマンガ版が新しく出たのでこちらをリンク掲載しますね。

マンガでわかる認知症の9大法則と1原則

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孝博, 杉山
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第5位 認知症「不可解な行動」には理由がある

わたしの中で、すでにバイブルと化しているこの本。付箋をいっぱいつけて、いまだに読み返すことがあります。認知症を心理学・人間行動学から読み解いたこの本は、きっとご家族の方に役立つと思います。間違いなく、認知症介護の名著だと思います。

認知症「不可解な行動」には理由がある (SB新書)

認知症「不可解な行動」には理由がある (SB新書)

佐藤 眞一
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認知症不可解な行動には理由がある

第4位 スマカメシリーズ

ネットワークカメラを介護に使おう!ということで、このスマカメを激推ししてきました。最低1日3回はこのスマカメで、遠く離れる盛岡の母の様子を確認しています。このカメラなしで、遠距離介護はあり得ません。ポイントとしては、中国製のネットワークカメラは買わないことです。セキュリティに関しても、実はスマカメシリーズは一歩抜けているとわたしは思います。

現在はCS-QR100Fと、CS-QR20の2台使いです。

Planex 防犯カメラ スマカメ スタンダード CS-QR100F

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第3位 医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得

わたしの1作目です。最近、くどひろさんの本3冊をどう使い分ければいいのかと聞かれました。60代より若い介護者ならば、まずこの本から読むことをオススメしています。60代以上の方や認知症についてサラッと知りたい方は、がんばりすぎずにしれっと認知症介護をオススメしております。

第2位 デジタル電波時計

Amazonレビューを見て驚いたのですが、認知症介護にこのデジタル電波時計を使っているというレビューが結構ありますね!しかも役立っているという声が多くて、うれしいです。電波時計もいろんなタイプがあって、アナログ時計にデジタル表示があったり、文字の大きさや時計の大きさも様々です。

認知症の方にあったタイプの時計を見極めることが大切で、「今日って何曜日」、「今日は何月」、「今日は何日」という日付関連の質問の回答が劇的にラクになります。うちの母の特徴かもしれませんが、この質問がめちゃめちゃ多いのでデジタル電波時計に救われています。

電波時計

第1位 医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得

わたしの書いた3冊の本の中では、1番最後に読むといいと思います。認知症介護初心者の方よりも、1年くらい介護を経験した方のほうがしっくりくる内容になっていると思います。

これからも認知症の本をたくさん購入するので、これぞ!と思った本はブログでご紹介します。また使えそうな便利グッズを探してはいるのですが、こちらはなかなか見つかりません・・・見つかり次第、ご紹介します。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか