親子ともにワクチン接種が完了したので、9月末から遠距離介護のペースを東京2週間、盛岡1週間に戻そうと思っています。(8月は、5月時点で1か月滞在する予定を組んだので9末から)
新型コロナウイルス感染拡大前は、このペースをほぼ8年間続けてきました。母の認知症の進行を遅らせる工夫として、息子のために料理を作る、息子と話す時間を増やすなど、わたしも東京での生活を守りたいので、いろいろ試した結果のペースがこれでした。
しかし、新型コロナウイルスによる県をまたぐ移動の自粛が求められ、不要不急には当たらない介護であっても、家族への感染リスクのほか、移動による周囲の目が厳しい、利用中の介護保険サービスが停止するなど、簡単に移動できません。
それでも感染リスクの少ない生活習慣に変えながら遠距離介護を続け、東京2か月、盛岡1か月の遠距離介護のペースでコロナ禍は落ち着きました。
遠距離介護のペースが変わっても実は同じだったこと
盛岡にいた滞在日数で考えると、実はペースこそ違えど、母と一緒に過ごした日数はほとんど変わりません。以前は頻繁に移動を繰り返して、ちょっと会う。コロナ禍はたまに移動して、たくさん会う。結果、母と一緒に過ごした日数は、そんなに差はありません。
しかしです。母の認知症は、コロナ禍でしっかり進行しました。わが家の場合、あまりブランクを開けない遠距離介護のほうがよかったのでは? という結論です。
コロナ禍の厳しい条件の中、遠距離介護を続けられただけでも十分かもしれませんが、もしコロナがなかったら、もっと認知症の進行はゆっくりになっていたんじゃないかと思います。
「もし」とか言ってても、何も変わりません。今の現実を受け入れて、今後の遠距離介護と認知症介護について練り直すのが8月だと思ってます。冬に向けて、大幅にケアプランの見直します。
前のペースの遠距離介護に戻ったら、母の認知症の進行は食い止められるのか、一度進行してしまったものは戻らないのか? 答えは分かりませんが、いい変化があるといいなと思ってます。
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今日もしれっと、しれっと。
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