1994年9月21日、スコットランドで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催され、その初日に世界アルツハイマーデーと宣言されたことから、9月21日が世界アルツハイマーデーになりました。
日本では公益社団法人認知症の人と家族の会の主体で、毎年認知症に関する啓発活動をしていて、活動の中に「読む・知る・認知症キャンペーン」があります。わたしも認知症に関する本を書いてきましたし、2019年から自分の本も推薦されました。
2019年は43冊、昨年は51冊、2021年は56冊の推薦図書が選ばれたので、この記事でご紹介します。昨年より5冊増え、一部入れ替えも行われています。
推薦図書は、認知症の人と家族の会の理事や支部世話人の提案で決められ、わたしの著書『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』(新日本出版社)の推薦文がこちらです。
認知症の母親を 6 年間『遠距離介護』する著者。自身の介護体験を踏まえて、認知症の症状をまるごと受け止めつつ「ムリをせず、ラクをする介護」を、家族ならではの目線で提案します。すぐに実践できる「ストレスを溜め込まない工夫」は、読むだけでも肩に入りすぎた力が抜けていく。
引用元: https://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2021/08/wad2021_YomuShiru.pdf
2021年に新しく加わった推薦図書7冊をピックアップし、残り49冊も掲載しました。わたしが読んだ本でブログに感想記事を書いたものも、合わせてご紹介します。
この記事のもくじ
新しく加わった推薦図書7冊
認知症とともにあたりまえに生きていく: 支援する、されるという立場を超えた9人の実践
認知症介護の知識全般
介護体験
認知症家族のあゆみ
男性介護
看取り・老いと向き合う
認知症の当事者が書いた本
漫画・コミックエッセイ
絵本・子供向け
各種・認知症ケア・実用書
家族のためのユマニチュード: “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア
小説・読み物
まちづくり
専門職・ケアマネジャー ・研究
報道・ルポ・社会問題
個人的に気になっている本は、今年から推薦図書に加わった『脳科学者の母が、認知症になる』です。
音声配信voicyの最新回は、認知症介護の愚痴の不都合のお話です↓
今日もしれっと、しれっと。
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