テレビを見ていたら、タモリ倶楽部でおなじみのイラストレーターみうらじゅんさんが出演されてました。(佐村河内氏と間違われる)
みうらじゅんさんはサブカルチャー界のカリスマで、「マイブーム」や「ゆるキャラ」という言葉の生みの親なんですが、みうらさんがテレビでこの言葉を紹介してました。
「親孝行プレイ」
意味を聞いたところ、介護している人に当てはまるなぁって。今日は、そのお話です。
親孝行プレイとは?
親を喜ばせるという行為は、もはや「心の問題」ではなく、実際にどう行動するか つまり「プレイ」の一環なのである。心に行動が伴うのではなく、行動の後に心が伴うのが、現代の親孝行なのだ。
「親孝行プレイ」とは、『心が伴ってからでは親孝行も手遅れになることがある』をコンセプトに、プレイの一環として親孝行を実践しようというものだった。
これはみうらさんの著書、「親孝行プレイ」 の一文です。要は四の五の言わず、行動に移せ!ってことなんですけど、介護してる人って、この 「親孝行プレイ」 を意識せずしているなと思ったわけです。
介護者として親孝行って?
大変ありがたい事に、お世話になっているヘルパーさんやケアマネさんなどから、
「親孝行な息子さんですね」
と言われます。世間的には、きっといい息子なんでしょう。当の本人はというと、親孝行という意識はゼロです。わたしのスタイルは、あくまでしれっとですから。介護している人で、
「わたしは親孝行だな~」
って思いながら介護している人って、どれだけいるのかな?と。わたしの予想では、あまりいないんじゃないかと思ってます。そういった気持ち(親孝行)よりも先に行動(介護)している、まさに 「親孝行プレイ」 だなって。
これに似た、わたしが大好きな話があります。プロゴルファーの青木功さんが言った言葉です。
心技体のはなし
大事なのは「体技心」の順番でしょう。ただ、日本人は精神面を重視するし、言いやすいから「心技体」と表現するようになったんじゃないかと思っているんです。体力がなかったら、仕事でもスポーツ でも何かをやろうとしてもできない。逆に体力があれば、技術も身につくし、心だって安定するんじゃないでしょうか。(引用元:http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=5306)
元中日監督の落合博満氏も、同じことを言ってます。介護におきかえるならば、介護者が体力的に疲弊してはいけないってことになりますよね。介護者の体が万全ならば、心も安定するってことです。「体技心」なんです。親孝行プレイを続ける体力は、とても大切です。
ちなみに親孝行界のスーパースターは、みうら氏いわく “えなりかずき” で、えなりくんのように親孝行する人を 「エナリスト」 と言います。
今日もしれっと、しれっと。
確かに私自身の行動は「親孝行プレイ」です。
いろんな人から「お母さん想いね」と言われますが
「ええ、私は外面が良いからそう見せてるんですよ」と応えてます。
それをみんなが笑って受け止めてくれれば、それで良いんです♪
もーさま
なるほどですね!その切り返し方、とてもステキです。
わたしも今度使ってみたいと思います。