介護と仕事を両立するワーキングケアラーななさんのブログに注目!

認知症ONLINE

Facebookやtwitterではご紹介済なのですが、認知症ONLINEで最近コラムを書き始めた女性ワーキングケアラー(働きながら介護する人) 「なな」 さんについて、今日はとりあげます。

奇跡の出会い

あるイベントに参加した時、偶然となりの席だったのがななさんです。自己紹介タイムで、自分が介護ブログをやっている事を切り出しました。(今は言わないようにしてます)すると、ななさんがこのブログの読者だったのです!奇跡の出会いでした。

それから数か月後、今度は別イベント会場でばったりお会いし、またビックリ。最初お会いした時は、なぜわたしのブログを読んでいるのか、介護職なのか、自ら介護しているのかさっぱり分からなかったのですが、イベント会場でななさんのプレゼンを聞いて、すべてが分かったのです。

介護と仕事を両立すること

アルツハイマー型認知症のお母さま(要介護3)を在宅で介護し、フルタイムで会社員として働くななさん。世の中の多くの人は、どうやって両立させてるんだろ? と気になっています。事実、まだ1本目のコラムにも関わらず、200人近くFacebookシェアされてる・・・怪物現るです。

会社の制度、同僚や上司がどう協力してくれているのか?また女性正社員としてバリバリ働かれているというところに、ものすごく興味を持たれている方が多い結果ではないかと。

わたしは転職してすぐ介護がやってきたし、会社の制度は充実してない、そしてチームメンバーも若く介護への理解もそうはないだろうと思い、すぐ見切って会社を辞めてしまいましたが、ほとんどの人は離職という選択をしない事は知ってます。

介護と仕事を両立する女性像は多くの人の参考になると思います。実際プレゼンを聞いてそう思ったので、今後のコラムやブログに注目しています。認知症ONLINEでもコラム開始されてます。

まだブログは書き始めたばかりですが、個人的に今後も応援していくブログです。

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

4件のコメント

企業の体制もそうですが、家族、特に専業主婦のお嫁さんが介護していた時代が長かった日本にとって仕事をしながら介護をするのはほとんど「前例が無い」、という状態が今の世の中なんだなあと思います。
皆で発信しあってこんな方法もあるんだと模索しあえる世の中になると良いですね~。

ゆみさま

コメントありがとうございます!

おっしゃるとおりです、介護嫁表彰を自治体がやってたくらいですから(笑)ななさんは実際に両立されているので、多くの人の参考になると思います!

ななさんblogご紹介いただき、ありがとうございます。とても参考になります。40kaigoさんのblogは毎朝通勤電車のなかで拝読しておりますが、明日からはななさんのblogも同時に拝読させていただきます。ななさんと同じ女性として、40kaigoさんと同世代として、という風に多角的に視野を拡げていこうと思います。引き続き宜しくお願いいたします。

ふくいさま

コメントありがとうございます!

ぜひ視野を広げて頂いて、有益な情報をたくさん集めて頂ければと思います。情報が多いほうが何かとプラスになりますし、わたしにはないものをななさんはたくさんお持ちです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか