介護者の皆さん、気分が晴れない状態が続いていませんか?

先日の安倍元総理の事件も含め、新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ情勢など、気持ちの上がらない出来事が連続しております。

ただでさえ介護者の皆さんは、介護の悩みをたくさん抱えながら生きているのに、世の中がこんな状態だとうっかりダークサイドに引っ張られかねないですよね。

かといって世の中が明るすぎて、みんなが幸せそうだと嫉妬しちゃう介護者も少し出てきてしまいますが、とにかく平穏な日常が戻ってくることを祈るのみです。

自分に集中しましょう!

わたしの介護モットーは「しれっと」なので、社会情勢がどうであろうと本当に何事もなかったかのように淡々と母親の認知症介護を続けていくつもりです。

つい安倍元総理のニュースばかり見てしまったのですが、繰り返される銃声が自分には心地いいものではなかったので、見るのを止め自分自身に集中してみました。気分の晴れない情報ばかりを見ないで、取捨選択が最も必要なタイミングだと思います。

わたしはありがたいことによそ見する暇がなく、空いている時間は本の執筆をし、煮詰まったらドラクエウォークしながら散歩する日々なので、世の中の状況はなんとなく把握しているつもりでも、意外と不要な情報はシャットアウトできているかもしれません。

こうした社会情勢を自分の力では変えられませんが、自分自身のメンタルだけはいくらでもコントロールできます。周りが大変であっても、自分の頭の中まで大変にしちゃうことはありません。だって介護っていう、そこそこ重めの荷物をすでに背負ってますから。

重い荷物にさらに重いものを背負うことのないよう、余計な荷物はできるだけ背負わない。そんな自身のコントロールが今は必要なんだと思います。そして何より、健康を大切にすることですよね。

介護は頑張らず、自分がつぶれないよう、人生楽しくやっていこうと思ってます。

音声配信voicyの最新回は、50代の過ごし方の後悔の話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか