介護であかぎれに悩んでいるので保護フィルムを使っている話

最近、あかぎれがひどくて悩んでおります。

遠距離介護で盛岡に帰省すると、料理、洗い物、介護の洗濯など、とにかく水仕事が大量にあります。加えて築50年以上経過している実家は寒くて、絶好のあかぎれ環境ともいえます。

またコロナ禍でアルコール消毒や手洗いの機会が異様に増えているので、もうボロボロです。亀裂や血のにじみもあります。

第一三共ヘルスケアさんから、あかぎれの原因を引用します。

あかぎれは、寒さや空気の乾燥によって皮脂や皮膚の水分が奪われ、ひび割れができることで起こります。ひび割れが深くなり、中が赤く見えたり、出血や痛みを伴うものを「あかぎれ」と呼びます。寒さのほか、洗剤やシャンプーなどを毎日使い続けることによる刺激、水仕事、慢性的な皮膚炎、老化、水虫などが原因で起こることもあります。

引用元:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/40_simoyake/

ん? 老化? 老化も原因の1つかもしれません。

まさにひび割れが深く、中が赤くなっています。そうすると、わたしの仕事であるキーボードで文字を打つときも痛いし、本は書き終わったからいいものの、料理や洗濯でも痛みが走ります。

2人暮らしなはずなのに、失禁祭りで洗濯物の量が尋常ではありません。しかも大物のシーツとか布団カバーの洗濯の機会が多くて、それらをコインランドリーの乾燥機にかけて乾かしてますが、乾燥機から取り出すと静電気がバチバチで。乾燥しているんでしょうか?

料理も母が台所に立つ回数が激減し、わたしがほとんどやっています。母に洗い物を形式的にお願いしていますが、洗剤をつけない、汚れを落とさない、きちんと拭き取らないなどありまして、結局わたしが洗い物をやっています。あかぎれまっしぐらです!

あかぎれ・さかむけ保護フィルム(関節用)

ばんそうこうを貼るほどでもないと思いつつ、マツキヨで偶然見つけた『あかぎれ・さかむけ保護フィルム(関節用)』を利用しています。

マツキヨのあかぎれ保護フィルム

ちょっとはがれやすいかなと思いながらも、フィルムがあったほうが痛みはないので、助かってます。ワセリン塗ってますが、それ以上に水仕事が多すぎて意味ないです。ゴム手袋はしてるんですけどね。何をするにも痛いので、本当に困ります。

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今日もしれっと、しれっと。


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4件のコメント

いつも情報を発信してくださり有難うございます。
さらっと書いておられますが、白内障手術の点眼も加わり、相当な介護負担が続くご様子です。
もしちょっとした風邪でもかかれば、くどひろ様が大変な思いをされます。わたしがそうでした。
ショートステイの計画をケアマネさんと話し合っておられますか?万一のために。

松子さま

お気遣いありがとうございます!
2回の徹夜は相当参りましたが、山場を越えた今元気です。

夜は割とぐっすり寝てくれる母なので、ショートステイは使わなくて大丈夫な感じです。
この前別件でショートステイについてケアマネと話したのですが、おそらくうちはデイサービスを増やしていく感じかなと思っております。

くどひろさま
新刊発売おめでとうございます!
私は両親の近距離通勤介護です。
手荒れますよね
ホームセンターで売っているニトリル手袋はめて水仕事してます。高いですが。
また両親が訪問介護で処方されてる プロペト 白色ワックス はハンドクリーム代わりに使うとすごく効きます。ドラッグストアにもあります。
ご参考までに。

クッキーさま

新刊、ありがとうございます!

ニトリル高いですよね。わたしも介護用使い捨てビニール手袋もゴム手袋も使っているんですけど、やっぱり寒さと老いですかね。
プロペトも塗っているんですけど、なんか割れますね。情報ありがとうございます!

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか