認知症の経過報告(34週間目・35週間目)・祖母の四十九日

認知症の母(70歳)が、どのように変化していくかをブログで報告しています。

認知症の母の状態と現在行っている認知症治療

・コウノメソッド実践医にアルツハイマー型認知症(軽度)と診断されたのが、2013年4月上旬?
・おそらく1年前くらいに発症、祖母が子宮頸がんで入院して家で1人になってから一気に悪化
・サプリメントのフェルガード100M(1日2回)と、お薬レミニール4mgを1日1回処方
ココナッツオイルとMCTオイルのミックス が、寒さで白く固まってしまい、現在は飲んでない。

貼り紙しないとだめなくらい同じ質問の連続

祖母の四十九日があり、その予定を隠しておくのが常套手段なんですが、さすがにそれを隠すのもどうかと思い、カレンダーに四十九日と書いておきました。結果として、これが裏目にでました。

母: 「四十九日はだれが参加するんだっけ?」

わたし: 「身内4名だけで、あとは呼ばないよ」

母: 「あ、そう。和尚さんは来るんだっけ?」

わたし: 「お寺に行って四十九日の法要と百か日の法要をやるから、和尚さんには会うよ」

母: 「あ、そう。で、四十九日にはだれが参加するんだっけ?」

というやりとりを何十回と繰り返し、わたしもさすがに疲れてきたので、貼り紙に四十九日の場所、時間、参加者、当日の予定 を書いて目立つところに貼りました。貼った後も、

母: 「で、四十九日はだれが参加するんだっけ?」

わたし: 「ほら、あの貼り紙見て!」

四十九日の法要自体は問題なく終わったんですが、このやりとりでかなり疲れてしまいました。やっぱり母に前もって予定を知らせる事は、NGです。突然、当日の朝にその日の予定を知らせるのが一番です。

結論

やはりイベント前はリピート回数がハンパないです・・・が、症状がひどくなっているという感じではなく、安定しているんじゃないかと思います。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか