認知症の母のパンツをコインランドリーで乾かしながら半日を振り返った
ある極寒の朝、わたしは母の寝室横のフローリング部屋で小さな丸い池を発見しました。釣り糸を垂らし、小舟を浮かべて、魚釣りもいいかな。 あまりの寒さと手足の不自由さで、母はトイレに行くことを諦め、かといって寝室(和室)では畳...
ある極寒の朝、わたしは母の寝室横のフローリング部屋で小さな丸い池を発見しました。釣り糸を垂らし、小舟を浮かべて、魚釣りもいいかな。 あまりの寒さと手足の不自由さで、母はトイレに行くことを諦め、かといって寝室(和室)では畳...
遠距離介護中は次々とネタが生まれるので、ブログに何を書こうか悩む必要がなくてうれしいです! その日の母の深夜の行動 母の夕食は、だいたい17時~18時の間です。早すぎる夕食に最初は戸惑いましたが、今はむしろ自分のダイエッ...
長谷川式認知症スケール30点満点で9点しか取れず、形式上重度の認知症と判定された母。 できないことが増え、そのスピードは急加速してみたり、ブレーキがかかったり。できることは頑張って続けて欲しい!と強く思っていますが、ほと...
コロナ禍の認知症在宅介護では、次のような困りごとがあります。 認知症の人が新型コロナウイルスが流行していることを知らない、分からない 認知症の人がマスク、手洗い、うがいの必要性や意味が分からない わたしが一緒に居てサポー...
先日、8年の遠距離介護の中で、今冬が最も寒いと書きました。 最高気温が0℃を下回る真冬日は、盛岡では平年だと、ひと冬に15日ぐらいとされているが、この冬は1月20日ですでに19日目。過去5年で最も真冬日が多い寒い冬になっ...
今年から始めた音声配信voicyの再生回数が、1200回を突破しました! 正直、もっともっともっと苦戦すると思ってました。過去配信分まで聴いてくださるリスナーの皆さま、ありがとうございます。このブログとは違う音声ならでは...
認知症の母が暮らしている岩手県も、新型コロナウイルス感染者数が増えてきました。 ビジネスホテルでの健康観察を終え、来週実家に帰ったら、もしコロナに感染して命の危険を感じる状況になってしまったらどうするかを、母と話し合いた...
年を重ねると感じる、体の衰え。 若いときほど長く眠れなくなった、ひざが痛くなった、暗いところで細かい字が見えなくなった、更年期になったなど少しずつ少しずつ、あれ?なんだろ?と体が変化していきます。 わたしも睡眠時間が減っ...
わたしが書いた1冊目の本のタイトルは、認知症介護を「後悔しない」ための54の心得です。 それもこれも介護でたくさん後悔してきたからですが、今日は看取った祖母と父、介護中の母の8年の介護の中で、今の自分ならこう介護していた...
先日、訪問リハビリをお願いしている理学療法士さんから、こんな連絡がありました。 作業療法士的な領域もカバーしていて、母の料理をリハビリに含めることもあり、その流れで電子レンジの異変に気づいてくださったようです。 母は、電...
介護と仕事の両立の話をするとき、仕事=会社員と思われる方がたまにいらっしゃいます。フリーランスのわたしも、介護と仕事を両立しているのですが、なぜか同じように扱ってもらえないこともあります。 それはさておき、2020年元旦...
新型コロナウイルスの影響で、親に会えない、病院や施設で面会できない。 会えない時間は不安の増幅装置になる一方で、自分の仕事や生活を優先してしまうことにもなる。特にまだ介護の必要のない人にとっては、親自身への興味を失うきっ...
わたしが介護帰省していた、11月上旬のお話です。帰京する4日前、母は鼻風邪をひいてしまいました。 認知症でひとり暮らし、鼻風邪とはいえ母を岩手に置いて帰るのは、やはり心配です。でも、わたしは講演会があって、絶対に帰京しな...
わたしの4作目の本『ムリなくできる親の介護』(日本実業出版社)で、お金のある介護とない介護について書きました。 詳細は書けませんが、祖母はお金のある介護ができたが、父はお金のない介護で、介護の方法が全く違ったお話です。 ...
先日、ケアマネとヘルパーさんと、認知症の母の今後について話し合った記事を書きました。要約すると、ヘルパーさんによるデイサービスへの送り出しの回数を、週1回から2回に増やすというもの。そしてもうひとつの話題が、今日の記事「...
日頃、認知症の母の様子を見てくださっているヘルパーさん、ケアマネさん。 コロナ禍の今、母の大きな変化に気になることがあったのでしょう。母がデイサービスに行っている間に実家に集まり、母の前では話しづらい内容の情報交換をしま...