8月の遠距離介護が長くなる2つの理由

8月の遠距離介護が、始まりました!

今回の滞在が長くなる2つの理由は、1つは母の熱中症対策です。東北北部も梅雨明けしまして、ガチで暑い時期がやってきました。昔の盛岡はお盆が過ぎたら涼しくなり始めていたのですが、今年はそうでもない気もしているので、母を見守るために長めに帰省します。

母がエアコンのついた部屋にずっといてくれたらいいのですが、他の部屋が暑いとか熱中症とか、そういったことが全く分からない母で、今日は寒いとか言うので近くで見守ります。

あとはわたしの部屋にエアコンがないので、毎年扇風機と氷まくらとニトリのNクールだけで乗り切ってきました。最悪エアコンのある居間で寝るしかないのですが、夜は母と距離を置かないとゆっくり寝られないので、自分の部屋で暑さを我慢できるかどうかです。

2つ目の理由は、お盆休みです。10日~15日くらいまで病院がお休みになるので、その前後を狙って病院の予約を入れました。4か月くらい前から母の入れ歯の作り直しを行っていて、今回が最後の通院になります。その最後の調整が4回もあって、それで何度も通わないといけません。

他にも肛門科と眼科の受診もありつつ、和尚さんの棚経とお墓の掃除も待っていますので、長めの帰省はほとんど予定で埋まっています。

あとは毎日通院なので、母をお泊りデイにお願いできません。なので帰省中はデイサービス1か所にお世話になるだけで、あとはずっと母と一緒なのもなかなか厳しいです。

厳しい遠距離介護になりそうなのでお願いしたこと

8月の遠距離介護が大変になることは前から分かっていたので、現在書いている7作目の本の執筆をする時間が作れません。なので、編集者さんにいつもより締切を1週間延ばしてもらいました。

介護がどんなに大変でも原稿の締切はしっかり守ってきたのですが、さすがに今回はちょっとムリと判断しました。暑すぎて自分の部屋で隙間時間に執筆もできませんし、母がデイサービスに行っている間に何とかするしかありません。

母の横で本の執筆は気が散ってできませんし、何とか遠距離介護を乗り切って無事帰京したいと思っています!

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか