皆さんは『MONOQLO(モノクロ・晋遊舎)』という雑誌を、書店・コンビニで見かけたことはありますか?
わたしの美容室での愛読書がこれで、新しモノ好きにはたまらない雑誌です。女性なら『LDK』という雑誌のほうが、なじみがあるかもしれません。
そんな雑誌と認知症介護に何の関係が?と思われるかもしれませんが、MONOQLO12月号から始まった新連載の認知症コラム『ウチのおかんがボケちゃいまして』で、わたしもお手伝いすることが決まりました!
この記事のもくじ
MONOQLOとは?
この雑誌の特徴を、読売新聞でこのように紹介されています。
これらの雑誌は、広告を掲載しないことで、メーカーの意図を差し挟まず、徹底して客観的な視点で商品の性能などを調査する「テスト誌」だ。実は、業界では異例の成功を収めた雑誌として知られる。
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170925-OYT8T50088.html?page_no=1
ガチでモノを批評するという姿勢が面白いです。だからいい商品だけでなく、買っちゃダメ・ワースト商品まで載ってます。でも、裏表紙と表表紙の裏に広告が・・と思ったら、広告料はもらってないそう。雑誌っぽさを残すために、あえて広告を載せているという徹底っぷりです。
12月号の特集もiphoneを便利で楽しく使うためのグッズbest100、30歳過ぎて買ってイイ服ダメな服、文房具ベストバイ大賞など、徹底的にモノに特化した雑誌です。
今回の企画も、認知症介護と最新ツールを組み合わせ、あれができる、これはできないなど、ミーティングではいろんな意見が飛び交います。
この企画が超絶面白い!と思う3つのワケ
ガジェットに詳しい岡野さんが、ガチで介護に便利なツールを探す
この記事を連載する岡野学さん(42歳男性)は、今年6月から認知症介護が始まったばかりのライターさん。ガジェット(面白い小物、目新しい道具)が大好きな方で、MONOQLOを始め、価格.comなどでも批評記事を書いてきた実績があります。
岡野さんのお母さま(72歳)は、アルツハイマー型認知症で要介護1。実際に介護をしていて困ったことを、最新ガジェットで解決していくという連載が『ウチのおかんがボケちゃいまして』なのです。
わたしはそのガジェットを見せてもらって、認知症介護の少し先輩として「こんな使い方もできる、こんなところに問題がある」と意見するアドバイザー的役割なのです。
わたしもこの6年間で、このブログでいろんなグッズを紹介してきました。しかし、岡野さんの豊富な経験と知識には到底叶いません。なので、岡野さんとミーティングしていると、本当に楽しい!
岡野さんからは「次回はこんなツールを認知症介護で使う予定だけど、工藤さんならどう使いますか?」という連絡を受け、わたしは母と一緒に生活しながら、どこで使うかをひたすら考え、それを岡野さんと話し合った結果が記事になります。
同世代の男同士で認知症について語り合い、わたしも好きなガジェットに触れられるという垂涎モノの企画なのです。
すぐ購入して、すぐに試すことができる
この連載で紹介される商品、ツール、サービスは、Amazonや家電量販店などで、誰もがすぐに購入して試すことができるというメリットがあります。介護保険に申請して、レンタル・・といったことではなく、簡単に入手可能なガジェットで、認知症介護にアプローチしていきます。
認知症介護に不安がある、でも介護にはまるで興味のない人との架け橋となる
特に40代の皆さんは、漠然と認知症介護の不安を持っていながら、情報を集めている人はあまりいません。
介護が突然始まるまでは、まるで興味がない方が多く、わたしもその一人でした。しかし、この企画の入り口は、最新ガジェットです。こういったガジェットにまず興味を持ち、そのまま認知症介護への意識も高まれば、こんなにうれしいことはありません。
わたしの書いているどっぷり介護ブログよりも、スッと介護にアプローチできるステキな企画です。毎月19日発売(月1回発行)となります。第1回「おかんが認知症になった!」は現在発売中で、次号「あまりに物をなくすおかんに対して岡野がまず試したガジェットとは?」は11月19日(月)発売です。
さて、どんな便利ガジェットが登場するか、毎月19日を楽しみにしていてください!
今日もしれっと、しれっと。
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