9/10(日)まで開催中のイベントAEON『ケアラー4DAYS』へ行ってきた!

音声配信voicyのほうで、イオンリテールさんが立ち上げたケアラー向けサイト『MySCUE』(マイスキュー)が9月7日にローンチして、そのオープン記念イベントとして『ケアラー4DAYS』が9月7日(木)から9月10日(日)まで開催中と告知しました。

イベント初日の昨日、現地へ行ってきたのでレポートします。自治体などが主催する介護福祉のイベントは多くありますが、一般のお客さんがたくさんいる開かれたスペースでしれっと介護を扱うことに、わたしは大きな意味があると思っています。さて、どんなイベントでしょう?

ケアラー4DAYSを写真で振り返る

開催場所は、千葉県にあるイオンモール幕張新都心。イオン本社がすぐ近くにある、フラッグシップのお店です。2023年に開業した、幕張豊砂駅(JR京葉線)の目の前にあります。

改札を出てすぐの光景、確かに目の前です

移動中のJR京葉線に、MySCUEの吊り広告があったことも驚きましたし、最寄り駅の隣にある海浜幕張駅の改札前にもこのポスターが。

海浜幕張駅改札前のポスター

でも会場のあるグランドモールまでは、駅から徒歩10分くらいはあるかもしれない、巨大ショッピングモールでした。上の写真の建物に入ったらすぐ、エスカレーターで2階に上がってひたすらまっすぐ進むといいです。

赤く塗ってあるグランドモールが会場
グランドモールの柱まで歩く

ケアラー4DAYSは、グランドモール内の2か所で開催されています。1カ所は巨大スクリーンを使った1コマ30分の介護に関する講演会が、11時~16時30分まで開催。土曜日は加藤茶さんの妻、加藤綾菜さんがシニア家族と楽しく暮らすコツを話します。(9月8日は台風のため、講演のみ中止)

周りで介護に関連するサービスや商品など、16のブースがありました。

巨大スクリーンの前で講演会やってます

ここからさらに数十メートル先にある、イオンコートと呼ばれる場所にも尿漏れ、脳の健康、ケアラーへのごほうびなどに関する21のブースがありました。

家族のケアを一番理解している人は?
排泄予測Dfreeが特定福祉用具になってた!

指定された4つのブースを回ってスタンプをもらうと、景品がもらえます。わたしがコンプリートした写真がこちら。

スタンプラリーコンプリート!

会場で特に気になった2つのサービス

グンゼ、ワコールの尿漏れショーツ、小森樹脂のニオイを漏らさないゴミ箱、電話のように使う助聴器を扱っているプリモ、排泄予測のDfreeなど話を伺いました。またケアラーの疲れを癒すピップエレキバンのブースに行ったら、多くの方が使い方を間違えているそう。え、そうなの?

わたしが特に気になった2つのサービスは、

KAERU

離れて暮らす親の現金管理、皆さんどうされていますか? KAERUを使えば、親のカードに子がチャージして使ってもらうだけでなく、利用限度額の上限設定や買い物履歴の確認が離れていてもできるので、見守りにもつながります。詳しくは、下の記事を読んでみてください。

40代から始めるVR脳健康チェック

VRゴーグルを使い、スタート地点から2本の色の旗を取って、元の位置に戻るというシンプルなテストです。4950円で、認知症の一歩手前であるMCI発症よりも前の状態を調べられます。会場では、無料でお試し体験ができますよ。

わたしもそのテストを受けてみました。現在51歳。結果はこちら!

脳健康年齢は14歳ほど若いようです、ホッ。

わたしの今の悩みを解決する商品を見つけたので、購入して今度ブログでご紹介したいと思います。2023年に福祉用具に関する本を書いたばかりなので、福祉用具のブースに行くべきでした。

MySCUE会員と非会員の違い

MySCUE会員(無料)になると、介護経験者や専門家への質問ができるほか、コミュニティに参加したり立ち上げたりできるようになります。今会員登録する特典として、先着30,000名さまに200WAON ポイントが付与されますし、会場では抽選会もやってます。

わたしもMySCUEで新連載、『離ればなれ介護』が始まりました。このブログやvoicyを最近知った方、わたしの10年間の遠距離介護、認知症介護を初期から振り返りたい方、親と離れて暮らしている方にお勧めの内容になっています。

イベントには参加できないけど気になるケアラーの皆さん、MySCUE会員登録してみてください。またイベントは日曜日まで開催しているので、イオンでの買い物を楽しみつつ、足を運んでみましょう!

音声配信voicyの最新回は、認知症のカリスマ美容師が美容室を開業した話を語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか