わたしの遠距離介護にかかせない、見守りカメラ。
2015年発売時から、 PLANEX社の『スマカメ』シリーズ一択です。いろいろなモデルを使って、そろそろ5年が経過しようとしていて、今も現役稼働中です。
「いろいろなネットワークカメラがあるけど、どれがいい?」という質問をよく受けるのですが、セキュリティが強固という理由で、スマカメを推してます。
そのセキュリティの詳細の話は、下記の記事をご覧ください。大手企業や他国製の見守りカメラより、安心だと思います。
そんなPLANEX社から、新モデル『スマカメ360 天井タイプ(CS-QV360C)』が、昨年末に発売されました。
スマカメ360 天井タイプの特徴
名前のとおり、天井に取り付けるタイプのネットワークカメラです。360度見渡すことができるので、カメラに死角ができません。
わたしが今愛用している CS-QR100F の水平画角は103度。部屋のほとんどをカバーしていますが、それでも死角はあります。
魚眼レンズの360°映像を 「歪み補正機能」で補正するうえに、 2分割、4分割した映像を見ることも可能です。(360度映像を見たことがある方は、最初に歪みをイメージするのでは?)暗闇でもカラーで映像が見られるというのも、驚きです。
ひとつ気になるのは、電源です。コンセントの位置や延長コードをどうするかなど、天井タイプならではの工夫が試されそうです。
スマカメ360 天井タイプ介護にどう使う?
スマカメ360を介護にどう使ったらいいかを、箇条書きにしました。
- ベッドで寝たきりで、顔が天井を向いている時間が長い方を観察する
- 壁や棚への見守りカメラの設置を嫌がる方(認知症初期の方など)
- 見守りたい部屋が広く、1台のカメラでは死角が多すぎる方
- できるだけ近くで様子を見たい方
よく、「監視しているようで嫌だ」「認知症の家族がカメラを気にして、電源抜いちゃうのでは」と言われます。
離れて暮らす家族を介護する大きな不安を感じたことがある方は、あまり監視がどうこうとは言いません。それ以上に得られる安心感のほうが勝っているからです。
認知症の家族がカメラを気にする件は、設置場所の工夫、コードをモール等で隠してキレイに処理する、コンセントの位置を工夫するといいです。
わが家は居間の隅の高い神棚にカメラを設置しているのですが、母の表情や行動は見られても、距離があるので、何を食べているか細かいところまでは見えません。スマカメ360なら、母の献立まで見られます。
あと寝室の設置もいいかもしれません。寝ている親がしばらく動かないと、「息してるかな」「生きてるかな」って思うことありませんか?カメラで真上から見ることができれば、安心できます。
わたしの講演会にご参加された方は、スマカメLIVE映像を見たことがある方もいると思うのですが、皆さん「こんなにキレイに映るの~」って、必ず言います。
スマカメ360のお値段
下記がAmazonの値段になりますが、やはり他モデルと比較しても高めです。しかし、今までにないモデルなので、使い方はいろいろ工夫できそうです。他のスマカメと併用しても面白そうですね。
壁に設置してもいいとあるのですが、壁と360度の感覚がちょっと分かりませんでした。
公式サイトは、こちらになります。
今日もしれっと、しれっと。
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