【遠距離介護の無料相談】NPO法人パオッコの「パオッコサロン」に行ってきました!

googleで ”遠距離介護” というキーワードで検索すると、一番に表示されるのがNPO法人 パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)さんです。わたしも遠距離介護がスタートした時に、まず目にしたのがこのサイトでした。

東京の本郷三丁目駅(東大のそば)近くのビルの9階にある、パオッコさんの事務所でパオッコサロンという2時間のお話会が不定期(土日)で開催されています。わたしが参加したサロンは男性4名、女性4名 計8名でいろいろ遠距離介護についてお話をさせて頂きました。

わたしが参加した時のパオッコサロンは?

おそらくですが初参加は、わたしともうひとりの50代女性の2名で、あとは以前から参加されている方かパオッコさんでお仕事をされているスタッフの方?と推測しました。特に詳しい自己紹介をしたわけでもなく、すぅーっとサロンがスタートしたので、あくまで推測ですが、みなさん遠距離介護経験者ではないかと。なので、介護ネタの引出しを持っていらっしゃる!これが最初の感想です。

わたしはまだ遠距離介護を始めて、半年も経過していないですが、みなさん遠距離介護のベテランですので、何かこちらが質問するとご自分の経験談や解決方法を提示してくださって、さすがだな・・・そう思いました。以前はお題を決めていたようですが、今回はフリートークでした。

パオッコ理事長である太田差惠子さんの名著

先日のわたしの記事 『認知症介護をする前に家族が読むべき3冊の本』 は認知症に特化した本ですが、遠距離介護で1冊読むならば、ずばりこちらをお薦めします!下記の目次見ただけで、ぐっと来ませんか?具体的な解決方法がこの本にも書かれていて、太田さんはパオッコサロンにもちろんいらっしゃいますよっ。

目次:
プロローグ 「離れて暮らす親をささえる」とは?
1章 親も子もラクしよう!自分は自宅にいて手伝う
2章 親の楽しみを応援する同居だけが幸せじゃない
3章 離れたままで介護する 近・遠距離からささえる
4章 介護の出費をおさえたい 介護貧乏にならないために
5章 親の安心・安全をささえる トラブルを起こさない
6章 親・きょうだい・親族間のイザコザ これが深刻な問題
7章 親の介護と自分の仕事を両立させる これが最大のテーマ

無料メルマガもあるので、そちらに登録するのもお薦めです。バックナンバーをPDFで読むことも可能です、とても重要な事がひとつありまして・・・、パオッコさんは電話相談は受け付けてませんよっ。相談機関ではないですので、ご注意を!

遠距離介護の先輩の苦労を、同じように味わってはだめ!

このブログのタイトルでもある40歳からの遠距離介護ですが、40代で介護、しかも遠距離という話題ができる友達はどこにもいません。こういった場で介護の苦労を共有するだけでも、ものすごく有意義なことです。

今後もたぶん同世代の仲間は少ないだろうなーって思っているので、いっぱい本を読んだり、こういったサロンに参加したりして、情報を集めて発信していきたいです。

遠距離介護で長く苦労されてきた先駆者、先輩はたくさんいます。わたしのような介護初心者は、その苦労の道を同じようにたどってはいけない!その苦労を早く学んで、最短距離で解決して、同じ苦労をしないって事が重要です。どうしてテレビの介護番組って、あのような悲しいタッチで描いちゃうんでしょうね・・・

もうちょっといろんな事が解決してきたら、またパオッコサロンに参加します!どうでもいいことですが、飲み物持っていった方がいいかも。もうちょっと自分の話をしたかったな・・・

70歳すぎた親をささえる72の方法

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太田 差惠子
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今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか