認知症の母が、なかなか寝てくれません。最近の悩みは、下の世話から「夜寝ないこと」に変わってきた気がします。自分のブログは、介護の悩みを振り返るのにちょうどいい場所です。
母が寝ない理由は、タオルケットや毛布を畳んではいじって、片付けて。寝室にあるものにも、次々と手を伸ばします。ちょっと触る程度ではなく、2~3時間触り続けるので、寝てくれないのです。これまで試してきた対策
- 寝室に合った不要なものは、すべて撤去した
- 寝室で必要なもの(ポータブルトイレの掃除、ビニール手袋など)は、すべて押し入れの中にしまい、ベビーガードで母が触れないようにした
- 深夜に寝室を出て外出しようとするので、扉が開くと見守りカメラが検知して、わたしのスマホが鳴るように設定した
- 眠りが深くなるよう、依存性の少ない軽い睡眠薬ロゼレムを試した
いろいろ対策はしてきたのですが、やはり中途覚醒はなくなりません。母が夜中に起きる=わたしも夜中に起きることになるので、介護者としてじわじわと疲弊していきます。今年は仕事が暇なので対応できていますが、忙しかったら介護施設を本気で検討していたと思います。
初めて知った言葉「仮性作業」
認知症の中核症状や周辺症状については、自分の本にまとめたくらいなので、それなりに知識はあるつもりでした。しかし今回、母の症状を調べているうちに「仮性作業」が当てはまることに気づきました。
仮性作業とは、目的や意味がはっきりしないのに、同じような動作や作業を繰り返し続ける状態のことです。母のこれまでの仮性作業を振り返ると、チラシを意味もなく細かく破る、毛布やタオルケットを何度も畳みなおす、引き出しを何度も開け閉めといった行動になります。
対処法としては、ムリに止めさせない、見守る、「手伝ってくれてありがとう」と声をかけるといった、いわゆる認知症介護の定番の手法があります。しかし、さすがに一晩中続けて、母自身の睡眠時間が1時間になってしまうようでは、この対処法では足りないと思っています。
参考にしたサイトや動画は、それほど多くはありません。もしかすると、別な呼び方のほうが一般的なのかもしれないです。下記は参考にした動画のひとつです。
仮性作業の根本的な理由を考える
まず、母はタオルケットや毛布のタグを気にする様子があったので、全部切りました。ただ、それでも取り切れていなかったようで、先日は夜中に2時間ほどタグを触り続けていました。
もうひとつ気になっているのが、デイサービスでのお昼寝です。母が寝ない日は決まって、昼寝のあるデイサービスに行った日なのです。先日確認したところ、1時間ほど昼寝をしているとのことでした。
朝はカーテンを開けて日光を浴びてもらい、日中はデイサービスで体を動かしてもらう。夜に自然と眠くなるような生活リズムを作ろうとしているのですが、なかなかうまくいきません。
盛岡はまだ梅雨明けしておらず、じめじめした湿度が眠りを妨げている可能性もあります。冷房と除湿をエアコンで調整していますが、もっと気温が上がってくれたほうが、かえってコントロールしやすいと思っています。
同じように困っている介護者がいないか検索してみると、少しいらっしゃいました。解決法もいくつか読んでみましたが、正直なところしっくりきませんでした。もっともらしくて、本人に優しい解決法はいっぱいありますが、実際にはそれで解決しない場合のほうが多いようにわたしは感じています。
次は、デイサービスでのお昼寝を中止できるかどうかを相談してみようと思っています。睡眠薬ロゼレムも少しずつ増量しているところなので、どこかでいい落としどころが見つかればと考えています。
介護者の睡眠、これが何より大切です。介護虐待につながる要因の大きな理由のひとつですから。
今日もしれっと、しれっと。
































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