東京ビックサイトでやっていた ?「ジャパンロボットウィーク2014」。”介護の負担軽減につながる未来のロボットたち” に触れてきました!
経済産業省が介護ロボットを推進していて、いよいよ製品化されるレベルまで来ました。いろいろご紹介したい介護ロボットがありますが、今日は実際に体感した東京理科大の?ウェアラブルロボット 「マッスルスーツ」 を画像・動画でお届けします。?
東京理科大の小林研究室が技術開発、イノフィスという理科大のベンチャーが販売元です。製作しているのが、株式市場で注目の銘柄である菊池製作所です。
これがマッスルスーツ。重そうですが、着用するとかなり軽かったですよ。

こちらが菊池製作所の1年の株価。最近大荒れの株式市場なので、下がり気味ですが・・・
これが人工筋肉。ナイロンメッシュの中にゴムチューブが入ってて、圧縮空気を入れると硬くなります。マッスルスーツの中に4本入ってて、150gで150kgを持ち上げるという優れもの。
この動画(6秒)はわたしじゃないですが、これが体験デモ。20kgの荷物を持ち上げたんですが、思ったほど軽く感じなかったんですよ、実は。
わたしの妄想が飛躍しすぎていたのが原因で、10分の1の軽さでひょいっていくかと思ってしまったんですよね。
使い方としてはベッドへ患者さんを移動する、入浴介護の時に装着して腰を補助するのですが、たくさんの方をお風呂に入れたりしたらだんだん腰にくるはずなので、それを緩和してくれるのは間違いないです。
購入は60万円で、1か月5万円でレンタルできるそうです。
で、次の動画はマッスルスーツを着用し、自分でベットから起きて歩行までやるというデモです。動画(6秒)取りが下手くそで・・・
こちらはサイバーダイン社が開発しているロボットスーツHAL。同じく腰を補助するもので、こっちの方が見た目はかっこいい!
リハビリの補助ツールとしての導入事例があり、主に老人保健施設で使われています。作業療法士・理学療法士さんとロボットスーツの組み合わせでリハビリをするのですが、利用者さんのモチベーションが大きく変わるんだそうです。
ロボットスーツがあると、歩く希望を失った車椅子の人に希望を与えることができます。その希望が意欲となって、リハビリをしよう!という気持ちになるんですよね。
「もう歩けない、立てないと絶望していた人をやる気にさせる」
ロボットスーツの機能うんぬんよりも、モチベーションを上げることができるのが何よりもすごいと思いませんか?認知症ケアのユマニチュードも、まず立たせることをしますよね?歩いたり立つというのは、わたしたちが想像している以上にとても大切なんです!
今日もしれっと、しれっと。
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