「認知症は接し方で100%変わる!」とゲッターズ飯田さんの本「開運レッスンⅡ」を読みました!

精神科医の吉田勝明先生が書いた「認知症は接し方で100%変わる!」を購入して、読んでみました。

認知症の本を購入するときの基準がいくつかあって、

  1. どうやらその認知症の本が売れているらしいという情報
  2. 認知症の医師の名前で買う
  3. タイトルとか見出しだけで買う
  4. SNSやブログで、介護家族がオススメしているから買う

本当は4.で本を購入したいと思っているのですが、小説と比べると情報が少ないです。

一番多いのは3で購入するのですが、今回のきっかけは1でした。わたしの3作目の本と同時期に発売されていて、Amazonレビューがたくさんついているうえに、Amazonランキングが凄まじく上位だったので、近くの書店に取り寄せて購入しました。

この本で一番注目したところ

この本で一番気になったところは、冒頭です。入院されている認知症の方300人に聞いた質問で

認知症の方
自分の家に外泊するのは、2泊3日がいい

ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、なんで自分の家に外泊許可が出たのに、2泊3日でいいって言うのか・・・

認知症の本をかなり読んできたので、普通じゃない気づきを求めているところがあります。この本は、割とベーシックなところを抑えているという印象です。ひとつ記事のヒントになる話も見つかったので、これは今度記事にします。で、同時に購入した本が、ゲッターズ飯田さんの本です。

ゲッターズ飯田さんの開運レッスンⅡ

わたしは占いはやらないのですが、占いを信じるかと言われれば、信じます。だから朝の占いが始まったら、すかさずチャンネルを変えます。目に入ってしまった場合、いい結果の占いだけは信じるようにしています。

なぜこの本を買おうと思ったかというと、TOKYO FMで土曜日の25:30から放送されているSHOWROOM主義という前田裕二さんがパーソナリティの番組に、ゲッターズ飯田さんが出演されていたから。

ジムでランニングしながらラジオ(radiko)を聴いていたのですが、飯田さんの話がむっちゃ面白くて神回かよ!と思ったぐらいです。芸能人を占っている姿しか知らなかったのですが、ラジオで「セブン&アイ出版」で本が売っているという話だけで、セブンイレブンに行って即買いしました。

神回なのにラジオの内容を覚えてないんですが、確か「運がいいというのは、日頃の積み重ねがあるから運も味方する」みたいなお話をされていたと思うんですよ。分かるなぁ~、これ。「わたしは運がいい」という人と話をするのが好きなんですけど、日々努力しているから運がいいんですよね。

本を開くまでは、「開運財布を持ち歩きましょう」的な、自分の運がよくなるためのノウハウがぎっしり書いてあるのかなと思ったら、全然違いました。結局、運がいい悪いって、自分の心の中や考え方で決めているんだ・・・そう思える内容ばかりです。運のいい人って、この本に書いている考え方を実践してます。例えば

不運だとか不幸だとか、勝手に思う前に、己の不運や不幸の基準を変えてしまえば楽になる。自分が不運や不幸だと感じる基準を変える努力は必要で、目先の幸せや今ある楽しさに流されて、苦労をしたり不幸になったりする場合もある。
引用元:開運レッスンⅡ(セブン&アイ出版)

まわりにいませんか?悲劇のヒーロー、ヒロイン症候群な方。あと、人の不幸に嫉妬する方(自分のほうが大変だと思っていたら、もっと不幸を背負ってて、なぜかがっかりする)

つまらないことで舌打ちしないで、他人のせいばかりにして生きないで、すべては自分のせいだと思って生きないと前には進まない。成長しない自分を恥ずかしいと思って、舌打ちしないような生き方をしたほうがいい。
引用元:開運レッスンⅡ(セブン&アイ出版)

コンビニの棚で装丁(本の表紙)を見て、まさかこの内容が書いているとは誰も思わないと思います。ゲッターズ飯田さんと開運という言葉だけで、この本の内容を推測できたらすごいです。セブンイレブンに行ったらちょっと読んでみてください、気にいったらそのまま買ってみてください。

介護でネガティブを体にまとっている人にも、この本をオススメしたいです。ゲッターズ飯田さんの本、もうちょっと探って読んでみよう。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

くどひろ 様

今回のゲッターさんの本。確かに心持ちひとつだなあと感じました。

で、全然違う話ですが…
今日のラジオ『テレフォン人生相談』で母を介護するために離職をし、生活保護を受け、母が少し回復に向かったので仕事を得て働こうとしたら、ケアマネさんや回りの介護職の方々に辞めろと言われ…どうしたらいいか? ワァーン…と泣き出した、相談があったのです。

回答する先生が何を言うかすごく興味がありましたが、ちょうど実家に着いてしまい、私は私の母の介護をしに家に入ったので聞けずしまいでした。

泣き出すほど辛い方に、このブログを教えたいなぁ~少しは心が軽くなるのに。と今も思っている私です。

変なことを書いてすみません⤵️

奈都さま

ゲッターズ飯田さんの本、読まれたのですか?

このブログを教えたい~ ありがとうございます!

どういう意図で止めろと言ったんでしょうね?生活保護でも働くことはできますし、きっと働きたいんですよね・・ずっと一緒だと息が詰まるから、仕事という介護の逃げ道が欲しいはずです・・・きっと。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか