介護家族と女性医師のYouTube認知症対談「家族介護のコツは離れること?」がアップされました!

記事タイトルに「風呂上がりの」とつけて喜ばれる人は選ばれし人であり、イケメン以外ニーズがないことは重々承知しております。しかし、今日ご紹介するYouTubeを実際にご覧になって頂くと、「なるほど!」と思って頂けると思います。

対談相手はあやか内科クリニック・白土綾佳先生

茨城県笠間市にある、あやか内科クリニック院長の白土綾佳(しらどあやか)先生。認知症だけでなく、全身を診て、なりふり構わない総力戦をモットーとされています。

わたしは1度、白土先生の講演を拝聴し、その後はメールをたまに頂いたり、企画していた講演会の件で電話でやりとりしたりしていました。そんなご縁もあって、先生のYouTubeチャンネル「あやか内科クリニック」に出演する機会を頂きまして、実質初対面でいきなり収録したものが今日ご紹介する動画です。

白土先生の病院のホームページに、わたしのブログについてこのように書いてありました。

介護家族の方に、ぜひじっくり読んで頂きたい!
複数の家族が同時に介護を要する状態になるなど、ともすればついていない…どと悲嘆にくれそうな状況に対しても、感情的になり過ぎずにさらりと受け止め、冷静に分析・対応するような理性と、介護に向き合うために仕事をやめるという愛情深い側面があり、人間的にバランスがよい方だな…と感じています。
ブログの特性上、情報が時系列で並んでいて情報を整理しにくい、という方は、書籍も販売されています。「医者には書けない~」とタイトルについていますが、本当にその通り!と深く頷きたくなるような、実際に経験した人しか分からない生活者の視点に満ちていて、私も診察時のアドバイスなどに参考にさせて頂いています。

引用元:https://www.ayakanaika.com/category38/entry112.html

お医者さまに認められて、めちゃくちゃうれしい!!ブログを定期的にチェックしてくださるお医者さまは全国にいらっしゃるのですが、1番わたしのブログや書籍について詳しいかもしれません。

YouTubeを見る前に知って欲しい撮影の裏側

わたしは岩手県盛岡市の実家、白土先生は茨城県にいて、Zoomを使って対談しました。

わたしの髪の毛が、動画の最初から最後までフワフワとなびき、立ってます。実家の部屋にはエアコンがなく、収録の音漏れが近所中にするので、真夏に窓を閉め切って対談しました。

フワフワの正体は扇風機で、扇風機なしでは収録に望めないほど暑い日だったのです。しかも風呂上がりで髪がサラサラしていたので、髪がずっと立っていてなびいています。

わたしの認知症介護のこと、白土先生が抱いていたわたしへの疑問、新刊のことなど、いろいろな話題を30分に渡ってお話ししています。介護家族に分かりやすいレベルまで下りてきて、質問してくださるので、初めてなのに本当に話しやすかったです。初対面&いきなり収録とは思えない、対談の仕上がりだと思います。

インタビューされる側はよくありますが、人にインタビューするのがわたしは苦手です。先生のインタビューは自然でお上手なので、そこも見どころだと思いますし、わたしの最新刊を読んでくださったので、その感想も収録されています。

また風呂上がりのため、わたしが完全に素で話してます。質問内容も事前に知らされていないため、受け答えが完全に素で、全く構えてません。

動画を見て、白土先生がもし認知症の問診をしてくださったら、皆さんどうお感じになられますか? 男女関係ないかもしれませんが、医師の診察室の空気感ひとつで、認知症の親の反応って大きく違いますよね?

変な緊張感を出す医師だと、素の親が登場しないのですが、白土先生のような方が診察されたら、素の親が登場して、診察室で医師と家族が症状を共有できるような気がします。わたしも素が出てしまいました。

皆さま、ぜひ「あやか内科クリニック」チャンネルの登録、白土先生の病院公式ページよろしくお願いします。

今日もしれっと、しれっと。


【2024年講演会予定】
11/4(月祝)岩手県紫波町 → 講演の詳細はこちら

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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか