お泊りデイサービスの条件が合わず断念──布団対応と帰宅時間にこだわる理由

先日、お泊りデイサービスの見学レポートをブログに書きました。

実家のある岩手県盛岡市は県庁所在地で、人口はおよそ28万人。ケアマネさん曰く、お泊りデイがどんどん減っているとのこと。

母が6月まで利用していたお泊りデイは、より利用頻度の高い他の方が使うことになり、8月くらいから利用できる場所を探しております。AIを使って見つけたお泊りデイが偶然空いていたので見学に行ったのですが、条件があわず断念。

その条件は、自分にはごく当たり前のことだと思っていたら、どうやらそうでもなかったようなのです。

デイサービス2日利用と自費お泊りのセットがスタンダード

わが家がお泊りデイに求める「必須」条件は2つ。

  • 布団対応であること(ベッドは転落の恐れがあるため)
  • 泊まった翌朝に帰宅すること

デイサービスの雰囲気は、もちろんいいほうがありがたい。でもお泊りデイの利用は、多くて月2回程度。すばらしいデイサービスにすでに週3回お世話になっているので、必須条件さえ満たしてくれていればいいと考えていました。

ケアマネさんが実家に来てくださったとき、次のお泊りデイの候補を探してきてくれました。そちらに今度見学に行くことになったのですが、その際にわたしが見学したデイの話をしたところ、自分の勘違いに気づきました。

お泊りデイの多くは、初日デイ→そのままお泊り→2日目デイ利用のところが多いようなのです。知らなかった。お泊りデイは自費なので、2日目の朝に帰宅できるところもあるとのこと。そこは施設によって対応が異なるようです。

2週間に1回のペースで夜間に不穏になる母

先日も母は夜中に掛布団を畳み、敷布団の上で体育座りのまま1時間。その後も家の中をウロウロしていたため、わたしも寝れませんでした。

足に障がいがあり、一人で外は歩けないものの、玄関や勝手口の扉は開けられます。実家周辺はクマが出没しており、扉から侵入するのではと思うと、気が気ではありません。

今はほぼ夏なので気温の心配はありませんが、冬になればヒートショックや凍死の心配もあり、今以上にわたしは眠れなくなります。

不穏の原因を探りつつ、お泊りデイも探す。そして自然な睡眠を促す、影響の少ない睡眠薬を微量試す。このあたりのバランスを考えて、母もわたしも心地よく眠れる日常を取り戻したいと思っています。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

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