【5年おきにやってくる】75歳になった母に肺炎球菌ワクチンを接種してもらった

肺炎球菌ワクチン 接種 75歳

認知症の母は8月で75歳を迎え、後期高齢者の仲間入りをしました。

保険証にも後期高齢者の表記が加わり、盛岡市から肺炎球菌ワクチンを無料で接種できるというハガキが来たので、早速接種してもらいました。

最近はあまり見なくなりましたが、CMで肺炎球菌ワクチンを接種しましょうと言ってたのは覚えています。65歳から5年おきに接種するチャンスがめぐってくるのですが、おそらく母が70歳のときはわたしもそこまで注目していなかったので、接種してもらわなかったと思います。

なので、CMを見るたびに「母に肺炎球菌ワクチンを打ってもらわないと」といつも思っていました。しかし、なぜこのワクチンを打たないといけないのか、正直なところよく分かってなかったので、ワクチン接種前に調べてみました。

日本人の死亡原因の第3位は「肺炎」

日本人の死亡原因の第3位が肺炎で、肺炎で亡くなる人の9割以上が65歳以上というデータがあります。わたしはてっきり「肺炎球菌ワクチン」さえ打てば、もう肺炎にはならないくらいの気持ちでおりました。

しかし、よく調べてみると、肺炎で死亡する高齢者の多くが「肺炎球菌」が原因ではなくて、「誤嚥性肺炎」が原因とのこと・・・そっちだったのかと。それでもワクチンを打つことで、肺炎球菌による肺炎は予防できるので、少しでもリスクが減らせるということでした。

ということは「誤嚥性肺炎」の予防をきっちりしないと、たとえワクチンを打ったとて、意味がないということになります。母にワクチンを接種してもらいましたが、改めて口腔ケアの大切さをこのワクチンから学ぶという不思議な結果になりました。

わが家の口腔ケア

誤嚥性肺炎のリスクを減らすために、わが家でも口腔ケアをやっています。人間痛い目に合わないと行動に移せないところがありますが、母が口腔カンジダになってから、わたしの口腔ケアへの意識が変わりました。

認知症の親の「入れ歯」に注意!口腔カンジダに母がなりました!

2017.03.27

ひとり暮らしですし、認知症で口腔ケアの手順が覚えられません。なので、普段はいいかげんな口腔ケアです。それでもデイサービスで気づいた時には入れ歯を義歯洗浄剤で、磨くようにしています。

わたしが帰省した時は、母の入れ歯をわたしがビニール手袋をしながら念入りに磨いたあと、ポリデントで洗浄しています。あと、わずかに残った母の歯に歯間ブラシを通し、わたしが愛用している「コンクールF」でうがいをしてもらうようにしています。細菌をやたらと気にしているのは、下記理由からです。

誤嚥性肺炎の発症リスクは摂食嚥下障害だけではないという点だ。つまり「誤嚥のリスク」と「誤嚥性肺炎発症のリスク」を混同しないで、と言う。誤嚥性肺炎は、基本的には、口腔・咽頭粘膜中の細菌によって引き起こされるものだ。誤嚥した食物が原因で起こるわけではなく、食物と一緒に気道に入った細菌によって引き起こされるもので、誤嚥性肺炎発症のリスクを減らすためには、細菌の量を減らしたり細菌の質を改善すればいいということになる。
引用元:https://www.almediaweb.jp/news/ac20171011_01.html

あとは2か月に1回のペースで、歯医者に連れていってお掃除をしています。次回帰省するときは、母を歯医者に連れて行かないといけません。認知症専門医の長谷川嘉哉先生の肺炎球菌ワクチンの記事も、合わせて読んでみてください。

今日もしれっと、しれっと。

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6 件のコメント

  • くどひろさん、こんにちは。みどまるです。
    ウチの母も6月に肺炎球菌のワクチンを打ちました。1つずつリスクを減らせれば…と思っていますが、これで安心…とはいきませんね。
    口腔ケアは今、悩んでます。
    母は総入れ歯なのですが、自分で出来るぅ~となんとなーく歯磨きしていますが、私としては入れ歯の除菌を習慣化させたいところです。デイの職員さんに相談してみようかなぁ。
    くどひろさんのblogを参考に、今度眼科にも連れて行かなきゃ、とか色々やることありますね。
    今日はこれから物忘れ外来です。
    いつも、ありがとうございます。勝手に参考にさせてもらっています(笑)

  • みどまるさま

    そうなんです、眼科もとても大切なんです。ブログを参考にして頂きありがたいです。わたしとしては自分がもっと早く知っておけばと思っているものを発信しているので、それを拾ってもらってお役に立ててもらえれば、これほどうれしいことはありません。この記事も大切なんですけど、それほど読者の皆さまの関心は薄いかも・・・

  • 誤嚥性肺炎は誤嚥そのものが原因ではなく、食べものと一緒に入った細菌で発症する…言われてみれば確かに。
    寝たきりになった父が2回誤嚥性肺炎になったあと、それを防ぐ目的もあり「胃ろう」を勧められたのですが、てっきり誤嚥を防げれば誤嚥性肺炎にならないのかと何となく思っていました。
    長谷川先生の記事も参考になりました。今後の母の対応の際に役立ちます。来月帰省するので、予防接種の件も含めて話そうと思います。ありがとうございました!

  • みーしえるさま

    そうなんです、細菌を防ぐことを忘れてはいけないんですよね。それほど母の口の中のカビ経験は、インパクトありました・・・真っ白でしたから。

  • くどひろさま、こんにちは。
    私のアルツハイマー型認知症の母も今年75歳になりましたので、肺炎球菌ワクチンを接種しました。
    高齢者の肺炎球菌ワクチン定期接種は、平成26年10月1日から始まったので、今年接種対象年齢の人は、初めてのチャンスです。
    接種から5年経過後の再接種は、来年以降発表されると思うので、チェックしないといけませんね。5年後、元気で生きていて欲しいです。

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    ABOUTこのブログを書いている人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか