昭和18年生まれの母が、最近79歳になりました。母の誕生日にはいつも下記のような記事を書いて、アップしてきました。
今年もいつもと同じ、寿司とケーキでお祝いしたわけなんですけども、盛岡で有名なタルトタタンさんの小さいケーキを初めて買ってみました。誕生日くらいは優しい介護者で
毎年同じお祝いしかしてませんが、「誕生日くらいは、母の不思議な行動を優しい目で見守る」という、目に見えないプレゼントを贈ることにしました。
9割くらいは、実践できたかなって思います。食器を拭くタオルで台所やガスレンジの掃除をしていても、広い心で受け入れました。昼ごはんを食べて、2時間後にバースデーケーキを食べた直後にアイスはないの?って言われても、優しく「ないよ」と答えました。
「10個のケーキのうち、どれ食べたい?」と聞いたら、こっちの列全部と答えたので、食べやすいように皿に移したわけですけど、なぜかわたしのケーキに手を付けます。「ちょっとー!」って言いたいところでしたが、というか言ってしまいましたが、いつもより優しく言いました。
夜はお寿司で
夜は1人3700円ほどする、特上寿司でした。
1度に10数個の寿司を見るとお腹いっぱいと言う母ですが、回転ずしのように少量で出てくると大丈夫で、調子がいいと10皿とか食べる母。
何個か食べたら「お腹いっぱいだから、明日食べるかな」と生ものを理解してない発言をするので、明日はないよと言って最後まで食べてもらいました。これくらいの量だと完食しておかないと、1時間後には「ご飯食べたかしら?」と確実に言うからです。
ネタの種類は分からないし、辛めのガリを食べて辛いといって寿司を食べるのかと思いきや、またガリを食べて辛いを繰り返してました。お腹いっぱいと言ってたのに、1時間後にはアイスはないの?と。忘れちゃうんです。ケーキも寿司も食べているので、本当はアイスもありましたがないと答えて誕生日は終わりました。
ケーキと寿司の話をアップできているということは、なんとか遠距離在宅介護が続けられている証拠でもあります。最近は本当にあと何年、この自宅でお祝いできるのかなと思うほど、認知症が進行しております。
音声配信voicyもお誕生日の話をしましたが、ブログに書いてない視点で話しているので聴いてみてください↓
今日もしれっと、しれっと。
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