認知症の母がひとりで生活していく上で大切な「補充する」という介護
改めて「介護」という言葉を、辞典で調べてみました。 高齢者・病人などを介抱し世話をすること 引用元:三省堂 大辞林 亡くなった認知症の祖母が、病院の壁に便をなすりつけたものを拭いたり、亡くなった父が自宅ベッドから起きあが...
改めて「介護」という言葉を、辞典で調べてみました。 高齢者・病人などを介抱し世話をすること 引用元:三省堂 大辞林 亡くなった認知症の祖母が、病院の壁に便をなすりつけたものを拭いたり、亡くなった父が自宅ベッドから起きあが...
お正月に故郷に帰省したあと、急にわたしのブログや本が読まれます。友人・知人からも、認知症っぽいけどどうしよう・・・という連絡が、この時期に来ます。仕事が始まったのはいいけど、脳裏をかすめるのは正月に会ったときの家族の変化...
年末年始の帰省は交通費が高く、人も多いのでわたしは避けるようにしている。 妹が大晦日に実家に泊まるし、元旦もデイサービスはやっている。 なので、わたしは12月24日くらいまでしか、盛岡にいないことが多い。 帰京する前日の...
母の認知症テストは、年1回12月ごろに行うと決めています。以前は1年に何度もテストを受けてもらっていたのですが、長谷川式認知症スケールを開発した長谷川和夫先生(ご自身も先日、認知症であることを公表されました)が、年1回が...
最近の東京新聞の記事に、こんな話がありました。 「母のことを『さん付け』で呼んでいる自分を、別の自分が見ているような感覚でしょうか」。そう呼ばれた良子さんも、普段と違う感じがしたのか、機嫌が良くなることが多かったという。...
最近、父の相続のお話や出版の告知ばかりで、認知症の母があまりブログに出てこなくなりました。でも、遠距離介護は今までどおり続いておりまして、最近また母からよく電話が来るようになりました。 このやりとりは2年前にもよくあった...
もうすぐ6年目に突入する遠距離介護生活ですが、盛岡に帰って一番困るのが足です。 遠距離介護が始まって最初の1年は、週2、3回は祖母が居る療養型病院に母を連れていったり、成年後見人がよく分からなかったので、しょっちゅう家庭...
先日、ある認知症カフェで参加者の男性が、こんなことを言っていた。 わたしは、そういうものなのか・・・って、正直思った。 自分は父親が亡くなった直後から、淡々と葬儀や手続きをこなしているから、よく分からなかった。 でも、な...
亡くなった父がお世話になった、ケアマネさん、ヘルパーさん、作業療法士さん、訪問看護師さん・・・2か月という短い期間でしたが、すばらしいチームでした。 スピード感を持って対応してくださったこと、あのくそ頑固で常に女・子ども...
わたしはこの5年間、認知症の母(74歳)に伝えてないことがたくさんあります。特に親族が亡くなったことについては、伝えていません。これを伝えると、母はどうなるか? 自分は葬儀や通夜、火葬に参加すべきかどうかでパニックになる...
認知症の人が真夏に重ね着をしたり、真冬に薄着で外に飛び出したりするという話をよく聞きます。認知症の母(ピック病、74歳・要介護1)がよくやるのは 真夏なのに「寒いでしょ?」といって、暖房をつけようとする 室温が「29度」...
最近、認知症の母の髪の毛を洗うことが多くなった。 母はお風呂に入りたがらないから、髪の毛ぐらいは・・・そう思って始めた。 「デイサービスでお風呂に入ったら?」と、わたしやケアマネが昔はよく言ったのだが 母はこう言えば、わ...
今日は「お金(医療・介護費用)」のお話です。 わたしは父と母、それぞれのお金の管理をやっております。父と母は27年にもわたる別居状態(でも離婚は一応してない)で、年金もそれぞれもらっています。 父は会社員でしたので、厚生...
いつもと生活リズムが違うお盆の期間。 認知症の母(74歳・要介護1)の症状は、毎年悪化します。簡単に言うと「同じことを何回も言う」、この回数が通常時の10倍くらいまでアップします。フリーザと戦った悟空の界王拳と同じ倍率で...
久しぶりに父の現状について。 悪性リンパ腫(血液のがん)で、余命1か月から3か月と診断された父(75歳)。 がんの標準治療と呼ばれる外科手術、放射線治療、抗がん剤のうち、外科手術は行った。しかしこれ以上小腸は切れない、そ...
4年間口をきいてなかった父が、この6月に悪性リンパ腫で倒れました。口をきいてないので、父の財産がどうなっているか全く分かりません。 本やブログでも書いているとおり、「お金」がどれくらいあるかで介護の内容は大きく変わります...