認知症の母のパンツをコインランドリーで乾かしながら半日を振り返った
ある極寒の朝、わたしは母の寝室横のフローリング部屋で小さな丸い池を発見しました。釣り糸を垂らし、小舟を浮かべて、魚釣りもいいかな。 あまりの寒さと手足の不自由さで、母はトイレに行くことを諦め、かといって寝室(和室)では畳...
ある極寒の朝、わたしは母の寝室横のフローリング部屋で小さな丸い池を発見しました。釣り糸を垂らし、小舟を浮かべて、魚釣りもいいかな。 あまりの寒さと手足の不自由さで、母はトイレに行くことを諦め、かといって寝室(和室)では畳...
遠距離介護中は次々とネタが生まれるので、ブログに何を書こうか悩む必要がなくてうれしいです! その日の母の深夜の行動 母の夕食は、だいたい17時~18時の間です。早すぎる夕食に最初は戸惑いましたが、今はむしろ自分のダイエッ...
先日、8年の遠距離介護の中で、今冬が最も寒いと書きました。 最高気温が0℃を下回る真冬日は、盛岡では平年だと、ひと冬に15日ぐらいとされているが、この冬は1月20日ですでに19日目。過去5年で最も真冬日が多い寒い冬になっ...
今年から始めた音声配信voicyの再生回数が、1200回を突破しました! 正直、もっともっともっと苦戦すると思ってました。過去配信分まで聴いてくださるリスナーの皆さま、ありがとうございます。このブログとは違う音声ならでは...
先日、訪問リハビリをお願いしている理学療法士さんから、こんな連絡がありました。 作業療法士的な領域もカバーしていて、母の料理をリハビリに含めることもあり、その流れで電子レンジの異変に気づいてくださったようです。 母は、電...
わたしが介護帰省していた、11月上旬のお話です。帰京する4日前、母は鼻風邪をひいてしまいました。 認知症でひとり暮らし、鼻風邪とはいえ母を岩手に置いて帰るのは、やはり心配です。でも、わたしは講演会があって、絶対に帰京しな...
10月5日から盛岡へ遠距離介護で行き、ビジネスホテル経由で実家へ帰って11月5日に帰京しました。 次回の介護帰省は年明け。新型コロナウイルスのビジネスホテル待機は、経済的、肉体的、精神的にも大変ですし、東京から頻繁に盛岡...
新型コロナウイルス感染拡大前は、東京2週間、盛岡1週間というペースで遠距離介護をしていた。年間だいたい20往復程度のペースで、丸8年。このペースで遠距離介護したメリットは、母の認知症の症状のちょっとした変化が分かること。...
新型コロナウイルスの影響がなかったら、母とわたしはこれらをこなしておりました。 母の健康診断(盛岡市・無料) 母のがん検診(盛岡市・無料) 母の長谷川式認知症スケール わたしの大腸内視鏡検査 わたしの人間ドック(少しお高...
認知症の母は、2人分の朝食の準備をします。 準備を始めるきっかけは、冷蔵庫にマグネットで貼ってあるホワイトボード。 わたしが前日夜に書いた「ひろは2階にいます」の文字を見て、息子が2階にいることを思い出し、朝食の用意をし...
皆さんは地元の名産、名物、銘菓を、よく食べますか? わたしの盛岡での生活を例にすると、「わんこそば」は食べません。友人が観光で盛岡に来たときのみ、一緒に参加していた時期もありますが、最近はもりそばをひとり食べながら、みん...
しばらくすると、 岩手日報を開くたびに、渡さんのニュースが母の目に留まるようで、この日は10回ほど同じ会話のラリーを楽しみました。志村けんさんが亡くなったときは、ワイドショーの報道中ずっとこの調子でした。認知症の母にとっ...
1.5か月の介護帰省が終わり、酷暑の東京での生活が戻ってきました。 帰京した日の翌朝、わたしはいつものようにスマカメ(見守りカメラ)で、岩手の実家の母の様子を確認しました。すると、見慣れたあの光景が、スマホの画面に飛び込...
まずは、4年前の記事のご紹介から。 認知症の母が包丁の刃の部分でコップを叩き、半年で10個ほどコップを壊す事件が発生しました。当時の写真と記事がこちらになります。 この記事にコメントを頂いた医師からは、ピック病の症状であ...
岩手に居る妹から、LINEでこんな写真(記事タイトル下の写真)が送られてきた。 『御挨拶』 「この謎の包み、開けていい?」と聞かれる。 写真はトリミングしたもので、本当は『御挨拶』の下にしっかりフルネームで名前が書いてあ...
7月19日。認知症の母が忘れてしまった息子の誕生日は、母がチラシを見て興味を示した「うなぎ」を食べる会にカタチを変え、なんとなくお祝いしました。 あれから2週間経って、8月1日。この日は母の誕生日で、77歳(喜寿)になり...