認知症の母の影で「ごめんよ」と何度もつぶやいた話
先日、8年の遠距離介護の中で、今冬が最も寒いと書きました。 最高気温が0℃を下回る真冬日は、盛岡では平年だと、ひと冬に15日ぐらいとされているが、この冬は1月20日ですでに19日目。過去5年で最も真冬日が多い寒い冬になっ...
先日、8年の遠距離介護の中で、今冬が最も寒いと書きました。 最高気温が0℃を下回る真冬日は、盛岡では平年だと、ひと冬に15日ぐらいとされているが、この冬は1月20日ですでに19日目。過去5年で最も真冬日が多い寒い冬になっ...
今年から始めた音声配信voicyの再生回数が、1200回を突破しました! 正直、もっともっともっと苦戦すると思ってました。過去配信分まで聴いてくださるリスナーの皆さま、ありがとうございます。このブログとは違う音声ならでは...
先日、訪問リハビリをお願いしている理学療法士さんから、こんな連絡がありました。 作業療法士的な領域もカバーしていて、母の料理をリハビリに含めることもあり、その流れで電子レンジの異変に気づいてくださったようです。 母は、電...
わたしが介護帰省していた、11月上旬のお話です。帰京する4日前、母は鼻風邪をひいてしまいました。 認知症でひとり暮らし、鼻風邪とはいえ母を岩手に置いて帰るのは、やはり心配です。でも、わたしは講演会があって、絶対に帰京しな...
10月5日から盛岡へ遠距離介護で行き、ビジネスホテル経由で実家へ帰って11月5日に帰京しました。 次回の介護帰省は年明け。新型コロナウイルスのビジネスホテル待機は、経済的、肉体的、精神的にも大変ですし、東京から頻繁に盛岡...
新型コロナウイルス感染拡大前は、東京2週間、盛岡1週間というペースで遠距離介護をしていた。年間だいたい20往復程度のペースで、丸8年。このペースで遠距離介護したメリットは、母の認知症の症状のちょっとした変化が分かること。...
新型コロナウイルスの影響がなかったら、母とわたしはこれらをこなしておりました。 母の健康診断(盛岡市・無料) 母のがん検診(盛岡市・無料) 母の長谷川式認知症スケール わたしの大腸内視鏡検査 わたしの人間ドック(少しお高...
認知症の母は、2人分の朝食の準備をします。 準備を始めるきっかけは、冷蔵庫にマグネットで貼ってあるホワイトボード。 わたしが前日夜に書いた「ひろは2階にいます」の文字を見て、息子が2階にいることを思い出し、朝食の用意をし...
皆さんは地元の名産、名物、銘菓を、よく食べますか? わたしの盛岡での生活を例にすると、「わんこそば」は食べません。友人が観光で盛岡に来たときのみ、一緒に参加していた時期もありますが、最近はもりそばをひとり食べながら、みん...
しばらくすると、 岩手日報を開くたびに、渡さんのニュースが母の目に留まるようで、この日は10回ほど同じ会話のラリーを楽しみました。志村けんさんが亡くなったときは、ワイドショーの報道中ずっとこの調子でした。認知症の母にとっ...
1.5か月の介護帰省が終わり、酷暑の東京での生活が戻ってきました。 帰京した日の翌朝、わたしはいつものようにスマカメ(見守りカメラ)で、岩手の実家の母の様子を確認しました。すると、見慣れたあの光景が、スマホの画面に飛び込...
まずは、4年前の記事のご紹介から。 認知症の母が包丁の刃の部分でコップを叩き、半年で10個ほどコップを壊す事件が発生しました。当時の写真と記事がこちらになります。 この記事にコメントを頂いた医師からは、ピック病の症状であ...
岩手に居る妹から、LINEでこんな写真(記事タイトル下の写真)が送られてきた。 『御挨拶』 「この謎の包み、開けていい?」と聞かれる。 写真はトリミングしたもので、本当は『御挨拶』の下にしっかりフルネームで名前が書いてあ...
7月19日。認知症の母が忘れてしまった息子の誕生日は、母がチラシを見て興味を示した「うなぎ」を食べる会にカタチを変え、なんとなくお祝いしました。 あれから2週間経って、8月1日。この日は母の誕生日で、77歳(喜寿)になり...
あまりに唐突な質問で驚いたのですが、土用の丑の日が近かったため、スーパーのちらしに「うなぎ」の文字が書いてありました。もし3歳の娘がいたらきっと、こういう質問をされるのだろうとか思いつつ、76歳の母に改めて「うなぎ」をど...
母の認知症が進行するにつれ、たくさんの習慣を忘れ、得意だった料理のレパートリーも激減しています。 抗認知症薬よりも、料理を続けてもらったほうが認知症の進行は遅くなると考えているわたしは、味が微妙でも、材料が違っていても、...