約1か月強のコロナ禍の遠距離介護終了しました!

東京に向かう東北新幹線『はやぶさ』の中で、この記事を書いています。

4月21日から6月1日まで、岩手の実家に滞在しました。本当は1週間前に帰京する予定が、大規模電気工事の日程のせいで延期になってしまいました。この1か月強でやったことを時系列で箇条書きにしてみると、

  1. 都内でPCR検査を受け、盛岡のホテルで健康観察を8日間した
  2. 3か月前に依頼したシルバー人材センターに、実家の庭の剪定をしてもらった
  3. 台所の水道からお湯が出なくなっていたので、水栓を交換した
  4. まくらで尿をふくので、防水まくらプロテクターを買った
  5. ものわすれ外来、歯医者に連れて行った
  6. ポータブルトイレを新しく設置した
  7. 母の新型コロナウイルスワクチンの予約を完了した
  8. 大規模電気工事が完了した
  9. 熱中症と冬の対策のため、母の寝室にエアコンを買った

他には母の寝室の電球が切れたり、寝室のニオイ消しに挑戦したり、ファンデーションの在庫がなくなったり、メガネが壊れてたりと、1日じっくり生活しないと見つけられないところがたくさんあって、めちゃめちゃ濃い1か月となりました。

他にも、食器棚がめちゃめちゃになっていたので、食器をさらに間引いて、スッキリさせました。次回の遠距離介護は8月を予定しておりますが、それまでにまた移動がしづらい状況になったり、わたしのワクチンの関係で長期で帰れなくてもいいように、めいっぱい詰め込みました。

おそらく岩手の実家のスマートホーム化は、ほぼ完成形に近づいたと思います。だいたいのことは、遠隔操作できる環境が整ったのですが、あとは遠隔ではどうにもならないケアプランの見直しです。ケアマネと相談中で、真冬が来る前にヘルパーさんの役割や時間を変更をします。

フリーランスだし、1週間くらい帰京が延期になっても問題なかったのですが、やはり始めに決めた日に帰りたいんですよ。1週間延期が決まったとき、正直がっくりきました。

母にコロナワクチンの副反応が出ないことを祈ってます!そして、わたしも生活リズムを1週間くらいかけて、元に戻します。母の朝4時起き対応で、睡眠時間がずっと少なく、寝る時間と起きる時間がおかしいままです。

ちなみに記事タイトル下にしれっと載せた写真は、冷蔵庫でキンキンに冷えていた食器用洗剤です。わが家では日常で、どこに何をしまったらいいか母は分からなくなっているので、こういう感じになります。これで油汚れがよく落ちてくれたら、最高なんだけどな~

食器用洗剤が冷蔵庫に入っている

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今日もしれっと、しれっと。


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6件のコメント

くどひろさん、お久しぶりです。

遠距離介護、大変お疲れさまでした。
介護中もブログやVoicyを更新していただきありがとうございます(^_^)

私も先週、父のコロナワクチンの予約を県外からしました。なるべく固定電話でとあったので、家の電話と携帯で挑戦。運良く30分で繋がり、2回目まで日程が決まりました。
本当はネットでやりたかったのですが、父から予約サイトを聞き出すことができず断念しました。だけど、結果予約できたので良かったです。
次は、付き添いと接種後の見守りをどうするか考えているところです。

くどひろ 様

ご無沙汰してます(^^)

うちの母の冷蔵庫には、きちんとたたんだ布巾がしっかりとしまわれ、冷えてました。
冷蔵庫あるあるですね。

sakoさま

コメント復活しました、お知らせありがとうございます!

ワクチン予約お疲れさまでした、予約できてよかったですね! そうなんです、付き添いと接種後の見守りの確保が大切です。

奈都さま

ご無沙汰しております。

ふきんの話、実は来週のブログネタとなっておりました!冷蔵庫にはびっくりするものがたくさん入ってますが、だいぶ慣れてきました。

いつも拝見させていただき、
参考にさせていただいております。
新型コロナウイルスワクチン接種の副反応について、
どのようにお考えでしょうか。
私の父はグループホームに入所しており、
個人接種で1回目のワクチン接種をおえました。
幸いなことに発熱はなかったようです。
倦怠感については、確認が出来ておりません。
神戸のナカムラクリニックの中村篤史さんのブログを拝見して
2回目の接種をどうしようか。と迷っております。
周囲の感染者が減少すれば、感染リスクは低くなりそうです。
ワクチンは、1年後に接種が必要ならば今回は様子をみてみようかという思いもあります。
https://ameblo.jp/kco-szk/entry-12673853105.html

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか