1/27発売の新刊はキレイごとを言わない介護の超入門書です!

いつもと少し違う遠距離介護が始まりました!

3月になって日の出は早く、日の入りは遅くなって、少しずつ春が近づいている気がします。とはいえ盛岡は、2月と3月が入れ替わってしまったのでは? と思うような天気で、前回の遠距離介護の時よりも寒いかもです。

脱臭剤を食べたあとの母

1週間前、母が冷蔵庫の脱臭剤を食べた騒ぎがありました。その後体調に問題はないようですが、気温がおかしいので若干風邪気味かもしれません。わたしも東京との温度差にやられそうですが、なんとか元気に介護をしています。

いつもの遠距離介護と何が違うかというと、家に物が一切ないということです。母に脱臭炭を食べられるともう、あらゆるものを口にする可能性が出てきました。

といっても、その場ですぐ口にするのではなく、目に入ったものをなぜか居間に持ってきて、コタツの上に置いて、コタツの上にある=食べていいものと判断して、口に入れてしまうのです。

音声配信のほうではお伝えした、押し入れの液体消臭剤も飲みそうになってギリギリ回避したのですが、もう危なくて下手なものは家に置いておけません。

台所の下にあった砂糖や塩のポット、醤油、サラダ油、料理酒、食器用洗剤の補充分、酢、石鹸、寝室にあった押し入れ消臭剤、ふとん消臭スプレー、無香空間、洗濯機の上の液体洗剤、粉末洗剤、トイレ掃除用の洗剤などなど、あらゆるものを物入れに入れてロックしました。

母の安全は守られますが、わたしの家事がとにかく面倒に。

あわてて物入れの下を整理して、スペースを作りました

料理や洗濯の都度、物入れへ行って必要なものを取って、使ったら元に戻す。わたしも面倒ですが、ヘルパーさんもきっと面倒だと思います。

物入れの新しいスペースを確保するため、何十年かぶりに大規模な整理整頓をしました。すると古いけど状態のいいバスタオルやタオルケットを発見。一通り洗濯したので、今後は戦力になってくれると思います。失禁で汚しても捨てればいいですし、昔の資産の再利用です。

音声配信voicyの最新回は、お代が無料になった理由について語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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