「今なら間に合う 脱・貧困老後(毎日新聞出版)」にくどひろ掲載されました!

今なら間に合う脱・貧困老後

昨年11月、サンデー毎日さんの取材を受けました。その内容がパワーアップして新書化され、本日発売となりました。雑誌に載ったときに書きました、若干おふざけの入った記事がこちらです。

介護離職ゼロ

わたしの話は、ほぼ巻末の4ページちょっとです。サンデー毎日に掲載された記事のフルバージョンです。年初に、原稿チェックをしました。サンデー毎日さんのサイトにそれらしき新書があったので、確認してみたら今日発売でしたので、慌てて記事書きました。

2作目発売?とか、あおってしまいすみません・・・

サンデー毎日さんの人気シリーズ「貧困老後」。取材依頼を頂いたとき、テーマと合致しないと思ったんですよね。しかしお話を伺ってみると、イメージとは全く違っていて、明るく取り扱って頂きました。

わたしが掲載されているページの冒頭

男性介護者といえば虐待や暴力といった”事件”に焦点があたりがちだが、近年は介護を排除せず”共存”しようという生き方を見いだしする、新しいライフスタイルの”けん引者”たちが出てきている。そうした人たちの事例をここでは紹介したい。

この原稿をもらったとき、なんてステキな文章なんだろうって思いました。自分では絶対に書けません、けん引者だなんて。あと「介護を排除せず共存」っていうコトバも、気に入ってます。

前回の記事と重なりますが、介護と言えどいろんな働き方があることは広く知って頂きたいと思ってます。介護離職して、貧困を極めて、自殺や心中っていうニュース、おなかいっぱいじゃありませんか?現実としてあることは分かりますが、そっちばかりフォーカスしなくても・・・

だから、わたしと初めて会う人は、眉間にしわを寄せて「大変ですね~」っていうんですよね。たぶん介護離職して、かなり貧乏になって、生活も苦しいだろうに・・・と同情してくれているんじゃないかと、勝手に予想してます。

安達祐実のあの名ゼリフは、こういう時に使うんじゃないかと。

「同情するなら、金をくれ」

もし本当に金くれと言ったら、「分かりました、少しばかりですが」とか言われそうで怖い(笑)決してリッチではないですけど、なんとか東京の家賃払いながら、笑って生活しております。

いろんな記者の方とお会いしましたが、この本の著者・藤後野里子さんは最も印象に残っている方。あまり読まないタイプの本ですが、現実としっかり向き合うべく今から読みます。

お時間ありましたら、書店で手にとってご覧になってみてくださいね。

今なら間に合う   脱・貧困老後

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サンデー毎日取材班
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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか