なぜか忙しくなってしまった遠距離介護終了です

今回は、17日間の遠距離介護生活となりました。

元々の予定は母の白内障の通院、ものわすれ外来、歯医者の3つでした。それだけだったら17日もあれば余裕のはずですが、ケアマネさんと今後の話し合いをしたり、前回の記事で書いた母の携帯電話の解約をしたり、昼夜逆転対策の自動カーテンの仕組みを整えたりしてたら、忙しい17日間になってしまいました。

毎日掃除、洗濯、料理、買い物などやっていると、時間がどんどん奪われますよね。

高血圧の薬が処方された

母のグラニュー糖かけまくりの料理が影響しているのか、加齢が原因なのか分からないのですが、ものわすれ外来で血圧を測ったら190に。これまでも何回か190があったので、とうとう血圧を下げる薬が処方されました。

飲み始めて1週間、たまに高い日もありますが血圧は落ち着いてきました。高血圧の原因かもしれない食生活についてはあるテストをしたので、後日ブログにアップします。

庭の剪定が重労働

今回予定外だったのは、庭の木の剪定です。木の枝が隣の家まで伸びていて、これから本格的な春を迎えるとさらに成長しそうです。素人がてきとうに剪定しました。

あとはホームセンターでアメリカンレーキなるものを買って、家の前の砂利道を整備したり、枯れた芝生をキレイにしました。

庭の腐ったウッドデッキの下から生えた雑草を抜いていたら、3年前くらいに行方不明になったショッピングバッグが見つかりました。母がどこかに置き忘れてきたのかと思いきや、外に干して風で飛んで行って、ウッドデッキの下に入り込んだようです。

見つかった泥まみれのショッピングバッグ

草むしりは好きではないのですが、母が妙なプレッシャーをかけてきます。

さて、草むしりやらないといけないわね

自分は草むしりしないくせに、口頭でわたしにプレッシャーかけてくるんですよね。本人は意図的にやっているわけではなく、気になったことを言葉にしているだけです。ただ認知症なので、何回も何回も言われて、最後はあーーーってなります。

このプレッシャーを止めるためには草をむしる以外に方法がないので、やってしまいました。そして母のシャツの袖のボタンつけも、Youtubeを参考にやってみました。何も調べずにボタンをつけたらやっぱりダメだったみたいで、これも母から何度もクレームが。

次回の遠距離介護も今回の仕掛けが一気に動き出すので、忙しくなりそうです。

音声配信voicyの最新回は、介護のハードルのお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

自宅で家事に追われながら父のことで電話連絡をしたり、日程を調整したりしていると、介護しているわけでもないのにとても疲れます。
外で働いている妹がとても羨ましいです。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか