ねんきんネットで自分の年金額を初めて確認した話|繰り上げ・繰り下げどう考えるか

65歳から年金を受け取るとしたら、残り10数年。

生まれて初めて、自分の年金受給額を調べてみることにしました。ブログ読者の皆さんはとっくに確認済みかもしれませんが、わたしは何もしてこなかった組です。どんな手順を踏み、何を考えたかをまとめます。

そもそも年金はいくらもらえるのか?

そもそも年金はいくらもらえるのか?

ねんきんネット』に、マイナンバーカードを使って初ログインしてみました。マイナンバーカードをお持ちでない方は、ねんきん定期便に記載のアクセスキー使うか、郵送でアクセスキーを取り寄せる必要があります。

ログイン手順はこのブロックの最後に貼った、おかまもchさんのYoutube動画が丁寧で分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

まず「年金記録を確認する」から、自分の納付実績をチェックしました。20代、30代、40代とさかのぼって確認したところ、数か月分の納付漏れが見つかりました。大学生の頃、会社を辞めて次の会社に入るタイミングで抜けていたようです。

追納は2年(条件によっては10年)の期限があり、わたしは10年以上経過しているので、60歳以降に任意加入の形で納付して、満額にするつもりです。とはいえ数か月なので、減額幅は小さく、そのままでもいいかもしれません。

次に「将来の年金額を試算する」で、スライドバーを使って受給開始年齢を変えて、金額の変化を確認しました。繰り下げれば受取額は増え、繰り上げれば減る、という仕組みで早くしたり、遅くしたりして金額が変わります。

わたしの会社員歴は17年ほど。介護離職による1年数か月のブランク期間は国民年金でしたし、40代以降はフリーランスです。60歳まで会社員として働き続けた方と比べると、受給額はかなり少なくなります。

フリーランスの働き方は気に入っているのですが、こういった影響があることは正直に書いておきます。個人事業主でも年金を増やす手段はありますが、わたし自身は定期預金と投資を軸に備えています。

【保存必須】年金はいくらもらえる?ねんきんネットで“将来受給額”を完全把握/記録漏れの見つけ方まで実演解説

年金受給は繰り上げ、繰り下げ?

65歳時点で自分はどんな働き方をしているのか。

母が存命であれば94歳になる年で、介護が続いている可能性もあります。介護と仕事を両立させるには、フリーランスのほうが動きやすい。そう考えると、65歳以降もしばらくは今のスタイルを続けることになりそうです。

会社員時代には考えもしなかったことですが、今は生涯現役を望んでいます。あれほど会社を辞めたかった自分が、今は死ぬまで何かしら働いていたいと思っている。お金の事情もありますが、社会とつながり続けたいこと、そして何より仕事が楽しいことが理由です。

介護の発信活動だけで60代以降も生計を立てられるかというと、正直なところ厳しいかもしれません。それでもライフワークとして続けていきたいので、ひょっとしたら副業のような位置づけになる可能性もあると思っています。

そんな事情から、65歳での受給開始は今のところ考えていません。可能であれば数年繰り下げる予定です。ただ、これはあくまで現時点の見通し。家計が苦しくなれば65歳から受け取ることになるかもしれないし、先のことはわかりません。

いずれにせよ、自分の受給見込み額を把握できたことで、将来の人生設計が少しだけ具体的になりました。YouTubeには60歳繰り上げ受給を勧める動画が多く、何本か見ましたが、税理士・公認会計士の山田真哉先生の見解は一度確認する価値があります。リンクはこちらです。

【超解説】実は65歳がお得!?年金60歳受取りブームの損得を冷静に検証。受給開始年齢の大誤解。知らないと損失【繰上げ受給・繰下げ/いつから・シミュレーション/投資・税金・社会保険料/現役世代・高齢者】

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
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