認知症の経過報告シリーズも、今回でなんと1年!
この1年というのは、発症してから1年ではありません。コウノメソッドで認知症治療を開始して、ちょうど1年が経過したという意味です。書き始めた頃は、ブログへのアクセスもほとんどなかったのが、今ではたくさんのアクセスもあり、よく続けられたなぁ・・・そう思います。
1年前の今頃はというと、
2.アルツハイマー型認知症と診断されていた(今はピック病)
1.のフェルガード100Mはアルツハイマー型認知症のサプリメント、うちはピック病用のフェルガードBを服用中。
写真は、初代服薬管理用タペストリーです。自分でサプリに日付を書いていたのですが、全く守れません。2代目、3代目と経て、1年経った今では看護師さんや薬剤師さんのアイディアのおかげで、ひとりで管理できてます。
4.わたしが東京にいるのか、実家にいるのか を理解できない
以前は、電話がよく鳴りました。
「今日は何時に帰ってくるの?」
「いや、今東京だから」
このやりとりが1年前はかなりありましたが、今はというとカレンダーの予定を見る習慣(丸印がついていると、わたしが帰省する)がついているので、電話は鳴りません。
5.出て行った夫の帰りを待つ行動が多かった
初期の頃あった、最も切ないストーリーです。誰も吸うはずのない灰皿が客間にセットされていたり、帰ると玄関になぜかスリッパがセットしてあったり、親戚の家に妄想電話をしたり・・・ 祖母の葬式でバッタリ会ってしまったので、今は全く言いません。
1年を振り返ると、今では当たり前の服薬管理に苦労したり、電話をいっぱい受けていたりしたんだなぁと。今はそれら症状はありませんが、
・被害妄想
・取り繕い
・人の話を聞かない、やや暴走気味
「取り繕い、人の話を聞かない、暴走気味」 というところは、1年前よりも進んでいます。
以前、下記グラフを使いましたが、わたしの感覚値としては、赤い線で1年は経過したなぁと思っています。認知症の症状は若干進行したけど、黒い線の何もしなかった時よりかはよい という感じです。
認知症のお薬とか、コウノメソッドとか これで改善までいってくれればうれしいんですが、現状維持でも十分です。たぶん、お薬やコウノメソッド以外の日常生活が重要なんでしょうね。2年目に突入しますが、経過報告のネタがないくらいが症状としては落ち着いていていいんですが、何もない週はさすがにないですね。次に試す薬としては、ウインタミンが候補として挙がってます。
フェルガードBに変えて1か月が経過しましたが、特に大きな出来事もなく、いつも通りという感じです。普通に考えると、この文章からは効果なしと見えるのかもしれませんが、いつも通りはわたしにとってはOKという意味なので、このままキープしてほしいですね。
コメントを残す