認知症介護のための「嘘をついたあとの罪悪感」と上手につきあう方法
認知症の母は、嘘をついている。 厳密にいうと「認知症という病気」が、嘘をつかせている。 「夕方、かかりつけ医が家に来て、ハンコをもらって帰った」と母が言う。かかりつけ医は一度も家に来たことはないのだが、母は5年間そう言い...
認知症の母は、嘘をついている。 厳密にいうと「認知症という病気」が、嘘をつかせている。 「夕方、かかりつけ医が家に来て、ハンコをもらって帰った」と母が言う。かかりつけ医は一度も家に来たことはないのだが、母は5年間そう言い...
介護者が介護保険サービスを利用しようとしてケアマネに相談すると、それはサービス適用外と言われることがあります。また、今日だけでいいので助けて欲しいと思っても、そんなにすぐは対応してもらえません。 そんなかゆいところに手が...
昭和40年代に流行った、このCMをご存知だろうか? 「クリープを入れないコーヒーなんて・・・」 認知症の母は、昭和40年代の記憶は割と鮮明に残っているので、コーヒーを飲むたびに必ずこの話をする。 以前、ヘルパーさんが間違...
2017年6月15日(予定)に、ALSOK「みまもりタグ」の一般向け発売開始が決まりました!! さらに、あなたのスマホに無料アプリをインストールするだけで、徘徊している方の位置情報をキャッチして、困っている介護者へ情報提...
ある中国人の女性が日本語の勉強サイトで、こんな質問をしていました。 認知症でない高齢者の中には、巧みに「ぼける」と「とぼける」を演じ分けるケースがあるようで、認知症の方でもこの2つを演じ分ける人がいるという話を聞きました...
わたしのブログで、恐ろしいほど記事のネタにしていないのが「ケアマネジャー」です。 認知症カフェ、他の介護ブログでも、ケアマネジャーの話は鉄板ネタですが、わたしはほとんど取り扱いません。なぜ書かないのか・・・それは、うちの...
認知症の母の「ある口癖」の回数、やたらと多くなってきました。 よくよく考えると、予防線を張る(=あとで失敗したり非難されないよう、前もってうっておく手段のこと)言葉になっていることに気づきました。その言葉とは、 「話は変...
今日はブログ1本分の記事にできるレベルではない、でもどこかで書いておきたいという認知症の母と息子の日常を描いた小ネタ集です。イメージは探偵ナイトスクープの「爆笑小ネタ集」ですが、爆笑はとれないので少しニヤリ( ̄ー ̄)とし...
最近、認知症の母が と何度も繰り返し言うようになりました。認知症の人が訴える「痛み」について、どう対処したらいいのでしょうか? 認知症の人の「痛み」について 認知症の症状が進行すると、コミニケーションができず「痛み」を見...
GWは運賃が高い、帰省ラッシュに巻き込まれるということで、ちょっと早めに盛岡に帰省しております。昨日の夜、こんなプチ事件がありました。 母の財布探しは日常なので、いつものようにキーファインダーで探します。あとは定位置が決...
ヘルパーさんに買い物代行をお願いしているご家族で、こんな経験はありませんか? 認知症の母は、財布をいろんなところにしまって失くすことを繰り返しています。なので、せっかくヘルパーさんが買い物代行に来てくださっても、お金がな...
母は難病指定されているシャルコー・マリー・トゥース病(CMT病)で、手足の筋萎縮があります。ということもあって、日々の生活の中で「これは不便だ!」と、同世代の高齢者よりも過剰に感じることがあります。 今日は母と生活してい...
「まずはお近くにある、地域包括支援センターにご相談ください」 介護が始まった人は、このように言われます。そもそもセンターの存在を知らない方が多数なので、こういった啓蒙活動が広がっているのだと思います。中学校区と同じ単位で...
先月、認知症のイベントに参加していて思ったことが、ひとつあります。それは、医師や介護職がこんな風に思っていても、どうにもならないことがあるということです。 わたしも介護仲間と話していると、同じような思いになることがよくあ...
ブログに書くネタを思いついたら、いつもスマホにメモしている。 電車、新幹線、ジムで走っているときでも、思いついたらすぐメモ。その瞬間に思いついたことは、二度と浮かんでこないから必死だ。次元大介のようにポケットからスマホを...
鹿児島にある介護老人保健施設(老健)が、家族から「ロールパンを小さくちぎるべきだった」と賠償を命ぜられるニュースが、つい最近ありました。 鹿児島県姶良市の介護老人施設で、パンを食べて意識不明となった80歳の男性とその家族...