認知症の母(70歳)が、コウノメソッドと出会って、どんな経過をたどるかをひたすら書いてます。
認知症の母の状態と、現在行っている認知症治療
・コウノメソッド実践医にアルツハイマー型認知症(軽度)と診断されたのが、2013年4月上旬?
・おそらく1年前くらいに発症、祖母が子宮頸がんで入院して家で1人になってから一気に悪化
・サプリメントのフェルガード100M(1日2回)と、お薬レミニール8mgを1日1回処方。
・この1週間はわたしと母、2人で生活しました。
出ました!片づけぐせ
ヘルパーさんが最近よく変わるので、母のいる居間に額縁を置きました。その額縁には、看護師さん、薬剤師さん、ヘルパーさんと、我が家にいらっしゃる方の写真に名前を書いたものが入ってました。その額縁をセットしたのは、母自身でしたが、2週間ぶりに帰ってみると・・・
ない・・・ないんです!居間にも、家中探してもどこにもありません。写真はある引き出しの中から出てきましたが、額縁は結局1週間探しましたが、見つかりませんでした。あんなにでかいもの、いったいどこに置いたんだろう・・・
写真に名前を書くのはわたしが最初やりはじめたんですが、訪問看護師さんも賛同してくれて、自ら名前入り写真を持ってきてくれました。せっかく飾っていたのに、それがないんです・・・・
認知症の軽度なので、まだ恥ずかしさみたいなものは感じます。ふだん誰もこないんですが、写真に名前が書いた額縁が居間にあるのが、どうやら恥ずかしいようです。恥ずかしいのはいいんですが、最近来るようになったヘルパーさんの名前は、どうしても覚えられません。
以前やらかした祖母の通帳を捨てる!という、片づけぐせにもほどがある事件に比べれば、こんなの大したことないです。ただ、いろんなものがなくなる現象は続いているんで、必ず自宅に帰省したら物チェックは欠かせません。もうひとつは早めに手を打たないと・・と思っていることで・・・
火の元の悩み
母は自分で料理はできます。味もまぁ悪くないですが、同じものを3日連続で出したり、たまに変なアレンジ料理が出てきたりします。息子の私から言わせれば、2年前まではそれはそれは料理自慢な母でした。レパートリーはハンパなく、東京から来た友達はみんな、
『こんなにたくさんの料理食べれない~、旅館みたい~』
必ずこう言います。そんな母ですが、今は認知症・・・・だいぶレパートリーが減り、しかもひとり暮らしということで、誰かに作ってあげるというよりかは、自分の胃袋のためなので、色合いとかも気にしなくなってしまいました。そこで、当時の料理の写真を見せては、
『これ、もう1回作れる?』
と言って、料理テストしています。が・・・・・・、なんか違うものができます。認知症の悲しさを実感する瞬間です。これら料理を作るのは、すべてガスレンジです。自動消火機能つきなので、料理しながら台所を離れても火が消えるんですが、3つのコンロのうち、2つのつきがよくありません。
母:『レンジの電池が切れているから、みてちょうだい!』
わたし:『どれ見せて~、ランプがついてないから電池はあるよ』
この会話も30回はしてるんですが、電池が原因ではありません。理由は、何度も吹きこぼしているから、つきがよくないのです。だから危ないんですよね・・・・
となると、今のうちに、ガスからIHに変更しないといけません。さらに認知症が進行してからでは、操作できなくなりますから。 コウノメソッド実践医からも、IHを薦められているので、近々見積もりをとろうと思います。
ケアマネから連絡があって、10月は介護認定がありそうです。前回は参加できなかったので、傾向と対策をネットで探して練ろうと思います。
結論
この週から、くすりの量が増えました。不安にさせるような事を極力言わないようにしたので、いたって安定しています。半歩進行している感じを自分では持っていますが、ひどい時期と比べれば安定しているほうです。フェルガードとレミニールの組み合わせで、あと2か月は様子を見ます。
フェルガードについての詳細記事は、フェルガードという米ぬかサプリメントとコウノメソッドのはなし に書いてあります。
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