【写真で見る】なないろのとびら診療所

認知症カフェ 岩手県盛岡市

岩手県盛岡市にある「なないろのとびら診療所」が、2017年11月1日にオープンしました。診療所あり、本屋ありという、見たことのないオシャレスペースで「屋根のついた公園」という独特の表現でも呼ばれています。

岩手県外の方向けのアクセス方法を最後に書きましたので、そちらも併せてご覧ください!

なないろのとびら診療所

なないろのとびら診療所

この新しい診察室に、認知症の母を連れて通う日々がもうすぐ始まります。うちのかかりつけ医である松嶋先生に、母の認知症を診て頂いています。また亡くなった父の緩和ケアも、お願いしました。

「爪切り屋」ときいろ☆ねいる

ときいろねいる

いつまでも自分の足で立ち、歩くためには「フットケア(足のお手入れ)」はかかせません。うちの母は足の難病があって、魚の目が常にできるので、今後はこちらでフットケアもしてもらおうと思っています。

  • 巻き爪で痛い方
  • 爪が厚い方
  • タコ・魚の目が痛い方
  • ご自身で爪が切れない方
  • 爪切りって、どうするのが正しいの?

などなど、爪に関するご相談や角質除去を、メディカルフットケアJF協会認定の1級メディカルフットケアワーカーが対応致します。

受付時間【平日(月~金)】13:30~16:00
【土曜日】09:00~12:00
【日曜日】休み
(土曜日の午後、日曜日のケアは要相談)
料金フットケア相談料 2,000円
フットケアフルコース 5,500円~
(足洗・角質除去・爪切り・ヤスリ仕上げ・保湿)
グラインダー使用 1,000円~
足裏ケア(タコ・魚の目等)1,000円~
フットケアセット券(2回券) 10,000円
お問い合わせ〒020-0861 岩手県盛岡市仙北2丁目1-20 1階
【TEL】019-601-3102
【FAX】019-601-3105
不在時は折り返しお電話いたします。

施設内にあるチラシを持参すると、フットケア相談料が無料になります。チラシを入手しに、立ち寄ってみてはいかがですか?

さわや書店が本の販売をしている!

さわや書店

岩手県内のみならず、全国的にも有名な「さわや書店」。本の販売を行っています。カフェスペースと本の組み合わせ、いいですよね。

今並んでいる本で、特にわたしがオススメしたいのは岩手県出身の作家・柚月裕子先生の「盤上の向日葵」。将棋を題材にした将棋ミステリー、将棋版「砂の器(松本清張作)」を読んでいるような感じです。ちなみにわたしの著書も、園内に置いてありますよ。

(県外の方向け)盛岡駅からのアクセス方法

県外の方向けのアクセス方法を説明します。まずは、東北新幹線で盛岡駅までいらしてください。盛岡駅から「なないろのとびら診療所」までのアクセス方法です。


JR東北本線で盛岡駅の次の駅「仙北町(せんぼくちょう)」駅で降ります(140円)
ちなみにSuicaとかPasmoは使えませんが、盛岡駅だけは切符と定期を入れられる自動改札です。

盛岡三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)は、盛岡駅近くや構内で堪能してください。仙北町駅周辺は、何もありません。


JR東北本線の時刻表です。上り(花巻・一ノ関・釜石方面)に乗りますが、1時間に数本程度です。盛岡駅で時間をつぶして、うまく電車に乗りましょう。

東北本線
東北本線の電車(2両編成)で、乗り降りはボタンを押すタイプでした。

仙北町駅
自動改札もない、昔ながらのJR仙北町駅です。

仙北町駅前
JR仙北町駅前です。何にもないので、駅を出たらすぐ右を向いてください。

なないろのとびら診療所
奥に見える5階建ての茶色の建物の1階に、この記事でご紹介したものすべてあります。

いろんな色の「とびら」が地域の方々、全国の方々にも開放されているので、ご自身の興味のある「とびら」からお入りください。サービス内容、診療時間等の詳細については、直接お問合せください。


今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

本日、松嶋先生のお話をお聞きしまして、涙するほど感銘した調理を仕事とするものです。今、調理師は金を生み出さない職種で、病院内でも下っ端と思われ、正職員採用もなく、でも、管理栄養士のもと、患者さんに寄り添い、全力で働いています。
でも、その価値を認められず腐りそうになる気持ちを何とかなだめながら毎日を過ごしていたところ、調理師と、介護福祉士の存在を大きな声で認めていただいていることを知り、参加した調理師は救われた気持ちで帰宅しました。モチベーションが下がる毎日を15分の講演の中で力をいただき、その感動を伝えたく、コメントさせていただきました。今やっている仕事を誇りに思えた気がしました。ありがとうございます。これからも頑張っていきたいと思いますし、参加できなかった調理師にも伝えてたいと思います。

吉田さま

おそらくこのコメントは、http://nanairodoor.hatenablog.com/ のほうに書いたほうが、先生に直接伝わるのでいいと思います。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか