認知症の母の服薬時間が短縮!子ども用と思った「おくすり飲めたね」を介護で使った感想

母が服用している薬は3種類。便を柔らかくする薬、コレステロールの薬、そして現在テスト中の睡眠薬です。

服薬のやり方は、母に口を開けてもらい、わたしが薬を直接口の中に入れる方式。ところが母は水と一緒に飲み込もうとせず、錠剤をガリガリと噛んでしまうため、飲み込むまでに時間がかかります。

くどひろ
くどひろ

水と一緒にゴクンと飲みこんで!

母

だって、引っかかるでしょ

「引っかかる」の意味がまったく理解できないのですが、母の頭の中ではそう刷り込まれているようです。「ご飯だって固形物でしょ」と言っても伝わりません。薬を全部飲み終えるまで、毎回5分前後かかっていました。

さらに困っていたのが、睡眠薬が粉末で処方されていること。微量なだけに口の中に入れるのが難しく、訪問薬剤師さんに相談したところ、オブラートを勧められました。

意外と手間がかかるオブラート

「オブラートなら粉薬もラクに飲ませられる」と思い調べてみると、使い方がひと手間ありました。薬を包んだあと、水に浸してから飲ませる必要があるのです。乾いたまま飲ませると舌や喉にくっついてしまうため、このステップは省けません。

「思ったより面倒だな」と感じていたとき、頭に浮かんだのが龍角散の『らくらく服薬ゼリー』でした。あれなら薬と一緒にそのまま飲み込めると思い、購入ページを開いたのですが、最終的にカートに入れたのは同じ龍角散の子ども向け製品『おくすり飲めたね』でした。

直前で変えた理由は価格です。『おくすり飲めたね』のほうが安く、パッケージに「子どもからシニアまで使用できる」と書いてあったことも後押しになりました。「ゼリー状のオブラート」という位置づけの製品です。

『おくすり飲めたね』を使った感想

これまでの母の服薬は、こんな感じでした。

  • 母が薬をガリガリと噛んで、水だけを先に飲んでしまう
  • 砕けた薬が口の中に広がり、なかなかなくならない
  • 飲み込めたかを確認するため、最低でも口を3回は開けてもらう

『おくすり飲めたね』の使い方はシンプルです。器にゼリーを適量出し、その上に錠剤・カプセル・粉薬を乗せ、スプーンで薬を包み込むようにしてから口に運ぶだけ。

ゼリーを器に出して
ゼリーの上に薬を乗せる(あとで包む)

購入したのはぶどう味。鮮やかな紫色が薬を見えにくくしてくれる点が助かります。ローカロリー・ノンシュガー・ノンカフェインなのも安心です。

錠剤にも使えますが、特に効果を感じたのが粉薬です。これまで口の中に粉を入れるだけで一苦労でしたが、ゼリーに乗せて渡すだけで問題なく飲んでくれるようになりました。

母はあいかわらず薬を噛みます。ただ、ゼリーの力で口の中に残った薬が一気に流れるため、服薬後の確認が3回から1回に減りました。これは大きな変化です。

購入したのはパックタイプの200g。1日3回使用で3日以上は持ちそうです。(現在ちょうどいい量を探っているところ)次はいちご味やスティックタイプも試してみたいと思っています。苦い味や抗生物質を飲むときは、チョコ味がいいようですよ。

おくすり飲めたね
¥274 (2026/06/09 19:52時点 | Amazon調べ)
おくすり飲めたね
¥301 (2026/06/09 19:53時点 | Amazon調べ)
おくすり飲めたね
¥1,495 (2026/06/09 19:55時点 | Amazon調べ)

今日もしれっと、しれっと。

にほんブログ村 介護ブログへ



【最新刊】
「工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント」(翔泳社)

遠距離介護歴13年以上で、2013年から遠距離介護ブログを運営してきたわたしが、これまでの情報を基に、遠距離介護の定番となる本を目指して書きました!遠距離介護が始まるかもしれないと不安に感じている人や現在遠距離介護中の方に向けた実用書です。

 



【ロングセラーの認知症本】
「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと」(翔泳社)

もし離れて暮らす親が認知症になったら、どうやって見守り、どうやって介護しますか? またどれくらいお金がかかるかわかりますか? 離れて暮らす親と認知症を組み合わせた介護の本は、ほとんどありません。Amazonレビュー130件以上もついたロングセラーの実用書です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント(翔泳社)、老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
ちょっと気になる?介護のラジオ