少し変わった認知症の母の昼夜逆転の話
認知症の症状の中に、昼夜逆転というものがあります。 いわゆる昼と夜の区別がつかない状態であったり、生活のリズムの崩れから昼間に活動せずに夜間に活動したり、不眠や睡眠障害と合わせて説明されることが多い症状です。 介護してい...
認知症の症状の中に、昼夜逆転というものがあります。 いわゆる昼と夜の区別がつかない状態であったり、生活のリズムの崩れから昼間に活動せずに夜間に活動したり、不眠や睡眠障害と合わせて説明されることが多い症状です。 介護してい...
Yahoo!トップに、朝丘雪路さんが亡くなられたニュースがこのように載っていました。 バラエティー番組の司会や歌手としても活躍した女優で日本舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さんがアルツ...
本当は今頃、母と静岡に向かっている予定でした。 しかし、2日前の週間天気は「くもり」。富士山が見えないと嫌なので、2日前にキャンセルしました。PM2.5も富士山の視界に大きく影響するそうです。そして今日はいつものとおり、...
「事実は小説よりも奇なり」 「世の中の実際の出来事は、虚構である小説よりもかえって不思議である」という意味です。わたしは特に介護の世界では、この傾向が強いと思っていて、介護系小説をできるだけ避けてきました。 介護カフェと...
亡くなった当時89歳でアルツハイマー型認知症だった祖母は、自分の便いじりをするいわゆる弄便(読み方:ろうべん)という症状がありました。 自宅の畳に便を置き、それを手で広げる おむつの中の便が気持ち悪いため、病室の壁になす...
認知症専門ナースケアマネ・市村幸美さんの3月発売の新刊「心が通い合う認知症ケア(日総研)」を読みました。 市村さんは、わたしの本でご紹介した「認知症看護認定看護師」という認知症分野において熟練した看護技術の資格をお持ちで...
静岡県裾野市の講演会にご参加の皆さま、どうもありがとうございました。アンケートも読ませて頂きまして、皆さまの心に何か響いてくれたようでよかったです。講演会後にこのブログを読み始める方もいらっしゃるので、ご挨拶でした。 先...
認知症の母の右足裏の「たこ」が、ここ数年で一番の大きさになった。 わたしが貼るイボコロリで「たこ」を溶かすのが日常なのだが、なぜかうまくいかない。 あまりにひどい時は、近所の外科に母を連れて行き「たこ」をメスで削ったこと...
認知症の母(74歳・要介護2)は、手足は不自由ですがトイレは自分で行くことができます。 外出時に注意しなければならないのは、ごくまれに存在する「和式トイレ」です。何も考えずに母を女子トイレへ連れていって、外で待っていたら...
母を歯医者に連れて行ったとき、待合室のソファで見てしまった母の髪に光る無数の白い点・・・ 母の髪のしっとり具合で、だいたい何日髪を洗っていないか分かるようになりました。今回の見立ては2週間の放置、前回わたしが母の髪を洗っ...
わたしが頻繁に盛岡へ帰省している2つの理由は、 認知症の母は料理がかろうじてできるので、その能力をできるだけキープするため 低栄養状態を回避するため です。 1に関しては本にも書いたのですが、息子に料理を作らなければ!と...
認知症カフェや介護者の集いに参加すると、 とまぁ、すごい剣幕で怒っている介護者を時折見かけます。そういった怒りの声を聞きながら、いつも心の中で思うことがあります。それは、 もちろん、やっとの思いで話を聞いてくれる介護仲間...
長い間、認知症介護をしていると、何か不思議な言動に出くわすたびに認知症のせいだと思いがちです。 例えば高齢者が赤信号を平気で渡ったりしたら、信号の赤の意味が分からなくなってしまったと判断してします。しかし、まぶたが下がっ...
最近、認知症の母が財布をいろんなところに置いて忘れてしまうということが多発しています。 お決まりの会話のラリーも、前回帰省したときはほぼ毎日でした。 いわゆる「ものとられ妄想」のターゲットに、わたし自身がなったことはあま...
インフルエンザではないのですが、わたしは最近体調が思わしくない日々が続いておりました。 平昌オリンピックをボーっと見て、SNSやネット、スマホをほぼ触ることなく横になっていました。眼球を動かすと頭が痛くなるので、いろんな...
精神科医の和田秀樹先生が日経ビジネスオンラインで書いた「認知症になり介護を受ける前にやるべきことは?」というコラムが、すごくよかった。読者自身が認知症になったときのことを想定して、どう準備しておけばいいかという内容だ。例...