認知症の母との介護生活で編み出した技「第2食器棚」とは?
認知症の母は、重度まで進行しても母親の気持ちは忘れていない。 例えば、わたしが献立を考えて買い物に行き、自分で冷蔵庫に食材を入れていても、母が「今日は何作ろうか?」という。食材の在庫も分からないのに。他にも、夕食後の食器...
認知症の母は、重度まで進行しても母親の気持ちは忘れていない。 例えば、わたしが献立を考えて買い物に行き、自分で冷蔵庫に食材を入れていても、母が「今日は何作ろうか?」という。食材の在庫も分からないのに。他にも、夕食後の食器...
このブログで「トイレットペーパー」と検索すると、母が尿パッドの代わりに、トイレットペーパーを股に挟み、家中にトイレットペーパーの紙くずが落ちている話が出てきます。 先日、デイサービスの所長さんとこの件について話していたと...
岩手の実家の母の寝室は6畳の和室と4畳のフローリングからなり、合計10畳の広さがある。6畳の和室のほうは畳で、母はそこに布団を敷いて寝ている。 築50年以上経った隙間だらけの寝室で、母は死ぬほど寒いのに掛布団を用意しなか...
認知症の方のために、食事をワンプレートで提供するという知識はあったものの、認知症の母は正直まだ先かなと思っておりました。しかし、一気にワンプレート化が現実に思えた、ある日の夕食の模様をご紹介します。 ある日の夕食の献立 ...
皆さんは、認知症のご家族にどのテレビ番組を見てもらうか、意識してますか? わたしは、めちゃめちゃ意識しています。なぜかというと、番組内容によって視聴がいい刺激を与える時間になる場合と、昼寝を誘導する時間になる場合があるか...
トンガの噴火による津波の影響で避難された岩手県沿岸部の皆さまは、寒い深夜の避難所への移動、きっと大変だったと思います。 内陸部で海のない盛岡市で寝ていたわたしのスマホも「津波です!」と枕元ですごい音が鳴って飛び起きたので...
<音声配信voicyを聴いているリスナーの皆さま>すぐ上の写真、白鳥です。写真の場所には白鳥が100匹くらいおりまして、めちゃめちゃ鳴いてました。分かる方には分かるかも? 今度こそぜひ! 昨年の冬と同じく今冬も寒い 都内...
認知症の母は、10秒前に伝えたことをすぐ忘れてしまいます。 なので、カレンダーにデイサービスやヘルパーさんが来る時間を書いておく、貼り紙を使って注意喚起する、ホワイトボードを活用するなど、忘れる口頭で伝えるのではなく、い...
認知症の母は、週2回デイサービスに通っています。しかし、全く関係ない日にデイの準備をしますし、日付が合っていたとしても送迎時間の90分以上も前から、外でデイの送迎車を待ちます。 真夏の熱中症、真冬の寒いときなどは特に、遠...
9月に受診したMRIの画像診断で、認知症の母の前頭葉も側頭葉も海馬もしっかり萎縮していたという話を書きました。その結果を受け、認知症治療が始まって9年間、ほとんど使ってこなかった抗認知症薬を微量使って改善がみられるかを、...
料理の得意だった母の認知症の症状が進行するにつれ、いずれ自分が本格的に料理をする日がやってくる予感がプンプンします。というかすでに丸美屋、味の素さんとか、いわゆるレトルト系や冷凍食品を使っての料理の機会は増えています。 ...
今回、ケアプランの見直しを行いました。 何を変更したかというと、ヘルパーさんの時間の変更で、布団を敷いてもらうようお願いしたのです。以前、こんな記事を書きました。認知症の母の布団の敷き方がおかしくなって、布団を敷いている...
ある日の朝のことです。 母の寝室に行ったら、畳にシミが出来ていました。尿のシミだったので、こちらの関連記事に書いてあるとおりの方法で処理しました。母は濡れたふとんを押し入れに戻していたので、再び出して確認作業を行ったので...
認知症の母の口癖で、爪切りを探す素振りも見せないまま、居間のコタツに入った状態でこう言います。爪切りを探している最中に言ってくれるのならまだしも、探しもせずにただ言うだけの母。さらにものとられ妄想も若干入っていて、自分で...
今日は、3か月前に予約したものわすれ外来へ母を連れて行く日。 わたしはいつも、格安レンタカーを借りる。しかし車社会の盛岡では経営が立ち行かなくなるのか、レンタカー屋がつぶれ、通算で4社目のレンタカー屋を初めて使うことにし...
このブログや自分の本でご紹介してきた、無料電話相談の『認知症110番』。実際に認知症介護で悩み、電話相談した方は、わたしの読者の方の中にたくさんいらっしゃると思います。そんな『認知症110番』が、新型コロナウイルスの影響...