4時から朝食の準備を始める認知症の母とわたしの対応
認知症の母は、2人分の朝食の準備をします。 準備を始めるきっかけは、冷蔵庫にマグネットで貼ってあるホワイトボード。 わたしが前日夜に書いた「ひろは2階にいます」の文字を見て、息子が2階にいることを思い出し、朝食の用意をし...
認知症の母は、2人分の朝食の準備をします。 準備を始めるきっかけは、冷蔵庫にマグネットで貼ってあるホワイトボード。 わたしが前日夜に書いた「ひろは2階にいます」の文字を見て、息子が2階にいることを思い出し、朝食の用意をし...
2012年11月から母の介護が始まったが、2020年までお風呂に入っていない。 お風呂を嫌う1番の理由は、シャルコー・マリー・トゥース病という難病。手足が不自由なため、母はお風呂での転倒を恐れている。 介護が始まった当初...
先日、【9月は世界アルツハイマー月間】2020年認知症推薦図書51冊のリスト という記事を書きました。 推薦図書はあっても、アルツハイマーデーで仕掛けてくださる書店さんはそれほど多くはありません。都内だとジュンク堂書店池...
皆さんは地元の名産、名物、銘菓を、よく食べますか? わたしの盛岡での生活を例にすると、「わんこそば」は食べません。友人が観光で盛岡に来たときのみ、一緒に参加していた時期もありますが、最近はもりそばをひとり食べながら、みん...
9月21日は世界アルツハイマーデー。日本では、公益社団法人認知症の人と家族の会が主体となって、認知症に関する啓発活動をしています。 今年は、全国の建物等をオレンジ色(認知症啓発のシンボルカラー)にライトアップするイベント...
しばらくすると、 岩手日報を開くたびに、渡さんのニュースが母の目に留まるようで、この日は10回ほど同じ会話のラリーを楽しみました。志村けんさんが亡くなったときは、ワイドショーの報道中ずっとこの調子でした。認知症の母にとっ...
1.5か月の介護帰省が終わり、酷暑の東京での生活が戻ってきました。 帰京した日の翌朝、わたしはいつものようにスマカメ(見守りカメラ)で、岩手の実家の母の様子を確認しました。すると、見慣れたあの光景が、スマホの画面に飛び込...
まずは、4年前の記事のご紹介から。 認知症の母が包丁の刃の部分でコップを叩き、半年で10個ほどコップを壊す事件が発生しました。当時の写真と記事がこちらになります。 この記事にコメントを頂いた医師からは、ピック病の症状であ...
岩手に居る妹から、LINEでこんな写真(記事タイトル下の写真)が送られてきた。 『御挨拶』 「この謎の包み、開けていい?」と聞かれる。 写真はトリミングしたもので、本当は『御挨拶』の下にしっかりフルネームで名前が書いてあ...
記事タイトルに「風呂上がりの」とつけて喜ばれる人は選ばれし人であり、イケメン以外ニーズがないことは重々承知しております。しかし、今日ご紹介するYouTubeを実際にご覧になって頂くと、「なるほど!」と思って頂けると思いま...
わが家のタオルは、恐怖に満ちている。いや、満ちあふれている。 朝、顔を洗って、タオルで拭くとき、ピリッとした緊張感が走る。 パターンは3つ。1つは、母が乾いていないタオルを取り込み、生乾き状態で畳んで棚に戻してあるとき。...
7月19日。認知症の母が忘れてしまった息子の誕生日は、母がチラシを見て興味を示した「うなぎ」を食べる会にカタチを変え、なんとなくお祝いしました。 あれから2週間経って、8月1日。この日は母の誕生日で、77歳(喜寿)になり...
新型コロナウイルスの影響で、3か月の遠距離介護中断がありました。 「母は元気でいるだろうか」「認知症は進行していないだろうか」「とりあえず元気でさえいてくれれば、それでいい」 遠く離れた東京の地から、岩手の母を心配してお...
新型コロナウイルスの影響で、3か月ほど遠距離介護を中断しました。わたしが1番懸念していたのは、認知症の進行よりも、母の活動量が減少すること。 2015年3月に、母の活動量が減少した結果、立ち上がりが困難になったり、お薬を...
あまりに唐突な質問で驚いたのですが、土用の丑の日が近かったため、スーパーのちらしに「うなぎ」の文字が書いてありました。もし3歳の娘がいたらきっと、こういう質問をされるのだろうとか思いつつ、76歳の母に改めて「うなぎ」をど...
皆さんは、全国7000か所以上ある認知症カフェを利用したことはありますか? わたしは介護者の立場で、介護仲間となんとなく話したいという目的で、たまに利用しています。介護初期は悩みを語り合う場として利用していましたが、今は...